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wait

タイマーが実行を停止するまでコマンド プロンプトをブロック

構文

説明

wait(t) はタイマー t が実行を停止するまでコマンド プロンプトをブロックします。t が timer オブジェクトの配列の場合、waitt の各タイマーが実行を停止するまで、MATLAB® コマンド ラインをブロックします。

コマンド ラインをブロックするには、wait メソッドを呼び出す前に、まず start または startat を使用して、timer オブジェクトを開始しなければなりません。タイマーを実行していない場合、wait は直ちにコマンド ラインに戻ります。

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10 秒待ってからメッセージを表示するタイマーを作成します。タイマーを開始し、終了するまで待ちます。

T = timer('TimerFcn',@(~,~)disp('Fired.'),'StartDelay',10);
start(T)
Fired.

タイマーが開始した後、MATLAB プロンプトに戻ります。

タイマーを開始してから wait メソッドを使用し、MATLAB コマンド ラインからのコマンド入力をブロックします。wait コマンドを呼び出す前に、タイマーを開始しなければなりません。

start(T)
wait(T)
Fired.

タイマーが開始した後、タイマーが停止するまで MATLAB プロンプトは表示されません。

タイマーを削除します。

delete(T)

入力引数

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タイマー。timer オブジェクトまたは timer オブジェクトの配列として指定します。

例: wait(t)

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

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