swarmchart3

構文
説明
ベクトル データ
テーブル データ
追加オプション
swarmchart3(___,
は、1 つ以上の Name,Value
)Name,Value
引数を使用して、粒子群チャートの追加のプロパティを指定します。以下に例を示します。
swarmchart3(x,y,z,'LineWidth',2)
は、マーカーの輪郭が 2 ポイントの粒子群チャートを作成します。swarmchart3(tbl,'MyX','MyY','MyZ','ColorVariable','MyColors')
は、table のデータから粒子群チャートを作成し、その table のデータを使用してマーカーの色をカスタマイズします。
プロパティの一覧については、Scatter のプロパティ を参照してください。
s = swarmchart3(___)
は、Scatter
オブジェクトを返します。チャートのプロパティを作成後に変更するには、s
を使用します。プロパティの一覧については、Scatter のプロパティ を参照してください。
例
3 次元粒子群チャートの作成
tbl
という名前の timetable に BicycleCounts.csv
データ セットを読み込みます。このデータ セットには、ある期間の自転車の交通量データが含まれています。tbl
の最初の 5 行を表示します。
tbl = readtable("BicycleCounts.csv");
tbl(1:5,:)
ans=5×5 table
Timestamp Day Total Westbound Eastbound
___________________ _____________ _____ _________ _________
2015-06-24 00:00:00 {'Wednesday'} 13 9 4
2015-06-24 01:00:00 {'Wednesday'} 3 3 0
2015-06-24 02:00:00 {'Wednesday'} 1 1 0
2015-06-24 03:00:00 {'Wednesday'} 1 1 0
2015-06-24 04:00:00 {'Wednesday'} 1 1 0
それぞれの観察値からの日の名前を使用してベクトル x
を作成します。
daynames = ["Sunday" "Monday" "Tuesday" "Wednesday" "Thursday" "Friday" "Saturday"]; x = categorical(tbl.Day,daynames);
table のそれぞれの観察値に従って値 "pm"
または "am"
を含む categorical ベクトル y
を作成します。東向き交通量データのベクトル z
を作成します。次に、x
、y
および z
の粒子群チャートを作成します。チャートは、週の朝と夕方それぞれのデータの分布を示しています。
ispm = tbl.Timestamp.Hour < 12; y = categorical; y(ispm) = "pm"; y(~ispm) = "am"; z= tbl.Eastbound; swarmchart3(x,y,z);
マーカー サイズの指定
ゼロと 1 の組み合わせとしてベクトル x
を作成し、すべて 1 を含むベクトルとして y
を作成します。乱数の二乗のベクトルとして z
を作成します。次に x
、y
、および z
の粒子群チャートを作成し、マーカーのサイズを 5
に指定します。
x = [zeros(1,500) ones(1,500)]; y = ones(1,1000); z = randn(1,1000).^2; swarmchart3(x,y,z,5);
マーカー記号の指定
ゼロと 1 の組み合わせとしてベクトル x
を作成し、すべて 1 を含むベクトルとして y
を作成します。乱数の二乗のベクトルとして z
を作成します。次に x
、y
、および z
の粒子群チャートを作成し、点 ('.'
) マーカー記号を指定します。
x = [zeros(1,500) ones(1,500)];
y = ones(1,1000);
z = randn(1,1000).^2;
swarmchart3(x,y,z,'.');
マーカーの色を変更
ゼロと 1 の組み合わせを含むベクトル x
を作成し、1 と 2 のランダムな組み合わせを含む y
を作成します。乱数の二乗のベクトルとして z
を作成します。z
の平方根としてベクトル c
を作成して、マーカーの色を指定します。次に、x
、y
および z
の粒子群チャートを作成します。マーカーのサイズを 50
に設定し、色を c
として指定します。c
の値が figure のカラーマップにインデックス付けされます。'filled'
オプションを使用して、マーカーを中空の円として表示するのではなく色で塗りつぶします。
x = [zeros(1,500) ones(1,500)];
y = randi(2,1,1000);
z = randn(1,1000).^2;
c = sqrt(z);
swarmchart3(x,y,z,50,c,'filled');
ジッターのタイプと幅を変更
ゼロと 1 の組み合わせを含むベクトル x
を作成し、1 ~ 4 のランダムな数の組み合わせを含む y
を作成します。乱数の二乗のベクトルとして z
を作成します。次に、Scatter
オブジェクトを格納する戻り引数を使用して関数 swarmchart
を呼び出し、x
、y
、および z
の粒子群チャートを作成します。x 軸と y 軸のラベルを追加して、それぞれの次元で jitter プロパティ変更の効果が確認できるようにします。
x = [zeros(1,500) ones(1,500)]; y = randi(4,1,1000); z = randn(1,1000).^2; s = swarmchart3(x,y,z); xlabel('X') ylabel('Y')
Scatter
オブジェクトの jitter プロパティを設定して、点のクラスターの形状を変更します。x
次元で、一様乱数ジッターを指定し、ジッター幅を 0.5
データ単位に変更します。y
次元で、正規乱数ジッターを指定し、ジッター幅を 0.1
データ単位に変更します。点の間隔は、指定するジッター幅を超えません。
s.XJitter = 'rand'; s.XJitterWidth = 0.5; s.YJitter = 'randn'; s.YJitterWidth = 0.1;
table のデータのプロット
table のデータをプロットするには、table を関数 swarm3
に渡してプロット対象の変数を指定すると便利です。たとえば、4 つの乱数の変数をもつ table を作成し、変数 X
、Y1
および Z
をプロットします。既定では、軸ラベルは変数名と一致します。
tbl = table(randi(2,100,1),randi(2,100,1),randi([10 11],100,1), ... randn(100,1),'VariableNames',{'X','Y1','Y2','Z'}); swarmchart3(tbl,'X','Y1','Z')
また、複数の変数を同時にプロットできます。たとえば、yvar
引数を cell 配列 {'Y1','Y2'}
として指定することにより、Y1
および Y2
を "y" 軸にプロットします。次に、凡例を追加します。凡例ラベルは変数名と一致します。
swarmchart3(tbl,'X',{'Y1','Y2'},'Z') legend
カスタムのマーカー サイズおよび色を使用した table データのプロット
table のデータをプロットして色とマーカー サイズをカスタマイズする方法の 1 つとして、ColorVariable
プロパティと SizeData
プロパティを設定する方法があります。これらのプロパティは、関数 swarmchart3
を呼び出すときに名前と値の引数として設定するか、後で Scatter
オブジェクトに対して設定できます。
たとえば、4 つの乱数の変数をもつ table を作成し、変数 X
、Y
および Z
を塗りつぶされたマーカーでプロットします。名前と値の引数 ColorVariable
を指定してマーカーの色を変更します。Scatter
オブジェクトを s
として返すため、後で他のプロパティを設定できます。
tbl = table(randi(2,100,1),randn(100,1),randn(100,1),randn(100,1), ... 'VariableNames',{'X','Y','Z','Colors'}); s = swarmchart3(tbl,'X','Y','Z','filled','ColorVariable','Colors');
SizeData
プロパティを設定してマーカー サイズを 100 ポイントに変更します。
s.SizeData = 100;
ターゲット座標軸の指定
tbl
という名前の timetable に BicycleCounts.csv
データ セットを読み込みます。このデータ セットには、ある期間の自転車の交通量データが含まれています。tbl
の最初の 5 行を表示します。
tbl = readtable("BicycleCounts.csv");
tbl(1:5,:)
ans=5×5 table
Timestamp Day Total Westbound Eastbound
___________________ _____________ _____ _________ _________
2015-06-24 00:00:00 {'Wednesday'} 13 9 4
2015-06-24 01:00:00 {'Wednesday'} 3 3 0
2015-06-24 02:00:00 {'Wednesday'} 1 1 0
2015-06-24 03:00:00 {'Wednesday'} 1 1 0
2015-06-24 04:00:00 {'Wednesday'} 1 1 0
それぞれの観察値の日の名前をもつベクトル x
を作成します。table のそれぞれの観察値に従って値 "pm"
または "am"
を含む categorical ベクトル y
を作成します。東向き交通量データのベクトルとして ze
を定義し、西向き交通量データのベクトルとして zw
を定義します。
daynames = ["Sunday" "Monday" "Tuesday" "Wednesday" "Thursday" "Friday" "Saturday"]; x = categorical(tbl.Day,daynames); ispm = tbl.Timestamp.Hour<12; y = categorical; y(ispm) = 'pm'; y(~ispm) = 'am'; ze = tbl.Eastbound; zw = tbl.Westbound;
タイル表示チャート レイアウトを 'flow'
タイル配置に作成して、座標軸がそのレイアウトの使用可能なスペースを塗りつぶすようにします。関数 nexttile
を呼び出して axes オブジェクトを作成し、それを ax1
として返します。次に、関数 swarmchart
に ax1
を渡して、東向きデータの粒子群チャートを作成します。
tiledlayout('flow') ax1=nexttile; swarmchart3(ax1,x,y,ze,'.');
同じプロセスを繰り返して 2 番目の axes オブジェクトと、西向き交通量の粒子群チャートを作成します。
ax2 = nexttile;
z = tbl.Westbound;
swarmchart3(ax2,x,y,zw,'.');
入力引数
x
— x 座標
スカラー | ベクトル
x 座標。y
および z
と同じサイズの数値スカラーまたはベクトルとして指定します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
y
— y 座標
スカラー | ベクトル
y 座標。x
および z
と同じサイズの数値スカラーまたはベクトルとして指定します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
z
— z 座標
スカラー | ベクトル
z 座標。x
および y
と同じサイズの数値スカラーまたはベクトルとして指定します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| datetime
| duration
sz
— マーカー サイズ
36 (既定値) | 数値スカラー | 行ベクトルまたは列ベクトル | []
ポイント単位のマーカーのサイズ。次のいずれかの形式で指定します。
数値スカラー — すべてのマーカーを同じサイズでプロットします。
行ベクトルまたは列ベクトル — マーカーごとにサイズを変えます。
sz
の長さは、x
、y
およびz
の長さと同じでなければなりません。[]
— 既定の 36 ポイントのサイズを使用します。
c
— マーカーの色
[0 0.4470 0.7410]
(既定値) | RGB 3 成分 | RGB 3 成分から成る 3 列の行列 | ベクトル | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
マーカーの色。次のいずれかの形式で指定します。
RGB 3 成分または色名 — すべてのマーカーを同じ色でプロットします。RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。または、次の表から色名を指定できます。RGB 3 成分から成る 3 列の行列 — マーカーごとに異なる色を使用します。行列の各行で対応するマーカーの色の RGB 3 成分を指定します。行数は
x
、y
およびz
の長さと等しくなければなりません。ベクトル — それぞれのマーカーに異なる色を使用します。
c
の値が現在のカラーマップにインデックス付けされ、カラーマップの範囲全体をカバーします。c
の長さは、x
、y
およびz
の長さと同じでなければなりません。カラーマップを変更するには、関数colormap
を使用します。
色名 | 説明 | 等価の RGB 3 成分 |
---|---|---|
'red' または 'r' | 赤 | [1 0 0] |
'green' または 'g' | 緑 | [0 1 0] |
'blue' または 'b' | 青 | [0 0 1] |
'yellow' または 'y' | 黄 | [1 1 0] |
'magenta' または 'm' | マゼンタ | [1 0 1] |
'cyan' または 'c' | シアン | [0 1 1] |
'white' または 'w' | 白 | [1 1 1] |
'black' または 'k' | 黒 | [0 0 0] |
mkr
— マーカー タイプ
'o'
(既定値) | '+'
| '*'
| '.'
| 'x'
| ...
マーカー タイプ。次の表に挙げる値のいずれかとして指定します。
マーカー | 説明 | 結果のマーカー |
---|---|---|
"o" | 円 |
|
"+" | プラス記号 |
|
"*" | アスタリスク |
|
"." | 点 |
|
"x" | 十字 |
|
"_" | 水平線 |
|
"|" | 垂直線 |
|
"square" | 正方形 |
|
"diamond" | 菱形 |
|
"^" | 上向き三角形 |
|
"v" | 下向き三角形 |
|
">" | 右向き三角形 |
|
"<" | 左向き三角形 |
|
"pentagram" | 星形五角形 |
|
"hexagram" | 星形六角形 |
|
'filled'
— マーカーの内部を塗りつぶすオプション
'filled'
マーカーの内部を塗りつぶすオプション。'filled'
として指定します。このオプションは、たとえば 'o'
や 'square'
などの面があるマーカーに使用します。エッジのみを含む面のないマーカー ('+'
、'*'
、'.'
および 'x'
) はまったくレンダリングされません。
'filled'
オプションは Scatter
オブジェクトの MarkerFaceColor
プロパティを 'flat'
に、MarkerEdgeColor
プロパティを 'none'
に設定します。この場合、MATLAB® はマーカーのエッジを描画せず、面を描画します。
tbl
— ソース table
table | timetable
プロットするデータが含まれるソース table。table または timetable として指定します。
xvar
— x 座標を含む table 変数
1 つ以上の table 変数インデックス
x 座標を含む table 変数。1 つ以上の table 変数インデックスとして指定します。
table インデックスの指定
以下のいずれかのインデックス方式を使用して、目的の変数を 1 つ以上指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
データのプロット
指定する table 変数には、数値、categorical 値、datetime 値、または duration 値を含めることができます。
1 つのデータ セットをプロットするには、xvar
、yvar
、および zvar
にそれぞれ 1 つの変数を指定します。たとえば、正規分布の乱数値から成る 4 つの変数をもつ table を作成します。変数 X
、Y1
、および Z
をプロットします。
tbl = table(randn(100,1),randn(100,1),randn(100,1)+5,randn(100,1), ... 'VariableNames',{'X','Y1','Y2','Z'}); swarmchart3(tbl,'X','Y1','Z')
複数のデータ セットをまとめてプロットするには、xvar
、yvar
、または zvar
の少なくとも 1 つに複数の変数を指定します。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
たとえば、変数 X
を x 軸に、変数 Y1
および Y2
を y 軸に、変数 Z
を z 軸にプロットします。
swarmchart3(tbl,'X',{'Y1','Y2'},'Z')
xvar
、yvar
、および zvar
に対して異なるインデックス方式も使用できます。たとえば、xvar
を変数名、yvar
をインデックス番号、zvar
を logical ベクトルとして指定します。
swarmchart3(tbl,'X',2,[false false true])
yvar
— y 座標を含む table 変数
1 つ以上の table 変数インデックス
y 座標を含む table 変数。1 つ以上の table 変数インデックスとして指定します。
table インデックスの指定
以下のいずれかのインデックス方式を使用して、目的の変数を 1 つ以上指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
データのプロット
指定する table 変数には、数値、categorical 値、datetime 値、または duration 値を含めることができます。
1 つのデータ セットをプロットするには、xvar
、yvar
、および zvar
にそれぞれ 1 つの変数を指定します。たとえば、正規分布の乱数値から成る 4 つの変数をもつ table を作成します。変数 X
、Y1
、および Z
をプロットします。
tbl = table(randn(100,1),randn(100,1),randn(100,1)+5,randn(100,1), ... 'VariableNames',{'X','Y1','Y2','Z'}); swarmchart3(tbl,'X','Y1','Z')
複数のデータ セットをまとめてプロットするには、xvar
、yvar
、または zvar
の少なくとも 1 つに複数の変数を指定します。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
たとえば、変数 X
を x 軸に、変数 Y1
および Y2
を y 軸に、変数 Z
を z 軸にプロットします。
swarmchart3(tbl,'X',{'Y1','Y2'},'Z')
xvar
、yvar
、および zvar
に対して異なるインデックス方式も使用できます。たとえば、xvar
を変数名、yvar
をインデックス番号、zvar
を logical ベクトルとして指定します。
swarmchart3(tbl,'X',2,[false false true])
zvar
— z 座標を含む table 変数
1 つ以上の table 変数インデックス
z 座標を含む table 変数。1 つ以上の table 変数インデックスとして指定します。
table インデックスの指定
以下のいずれかのインデックス方式を使用して、目的の変数を 1 つ以上指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
データのプロット
指定する table 変数には、数値、categorical 値、datetime 値、または duration 値を含めることができます。
1 つのデータ セットをプロットするには、xvar
、yvar
、および zvar
にそれぞれ 1 つの変数を指定します。たとえば、正規分布の乱数値から成る 4 つの変数をもつ table を作成します。変数 X
、Y1
、および Z
をプロットします。
tbl = table(randn(100,1),randn(100,1),randn(100,1)+5,randn(100,1), ... 'VariableNames',{'X','Y1','Y2','Z'}); swarmchart3(tbl,'X','Y1','Z')
複数のデータ セットをまとめてプロットするには、xvar
、yvar
、または zvar
の少なくとも 1 つに複数の変数を指定します。複数の引数に複数の変数を指定する場合、変数の数はそれらの各引数で同じでなければなりません。
たとえば、変数 X
を x 軸に、変数 Y1
および Y2
を y 軸に、変数 Z
を z 軸にプロットします。
swarmchart3(tbl,'X',{'Y1','Y2'},'Z')
xvar
、yvar
、および zvar
に対して異なるインデックス方式も使用できます。たとえば、xvar
を変数名、yvar
をインデックス番号、zvar
を logical ベクトルとして指定します。
swarmchart3(tbl,'X',2,[false false true])
ax
— ターゲット座標軸
Axes
オブジェクト
ターゲット座標軸。Axes
オブジェクトとして指定します。座標軸を指定しない場合、MATLAB は現在の座標軸にプロットするか、存在しない場合は Axes
オブジェクトを作成します。
名前と値の引数
引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: swarmchart3(randi(2,500,1),randi(2,500,1),randn(500,1),'MarkerFaceColor','red')
は赤で塗りつぶされたマーカーを指定します。
XJitter
— x 次元のジッター タイプ
'none'
| 'density'
| 'rand'
| 'randn'
x 次元に沿ったジッターのタイプ (点の間隔)。次のいずれかの値として指定します。
'none'
— 点を微変動しない。'density'
— 2 次元のチャートについて、y のカーネル密度推定を使用して点を微変動する。3 次元のチャートで 2 つの次元についてこのオプションを指定すると、点は 3 つ目の次元のカーネル密度推定に基づいて微変動します。たとえば、XJitter
とYJitter
を'density'
に設定すると、z のカーネル密度推定が使用されます。'rand'
— 一様分布で点をランダムに微変動する。'randn'
— 正規分布で点をランダムに微変動する。
XJitterWidth
— x 次元に沿った最大ジッター
非負のスカラー
x 次元に沿ったジッター (点の間のオフセット) の最大量。データ単位での非負のスカラー値として指定します。
たとえば、隣接する点を結ぶ最短距離の 90% にジッター幅を設定するには、x
の一意の値を結ぶ最短距離を取り、0.9
でスケーリングします。
XJitterWidth = 0.9 * min(diff(unique(x)));
YJitter
— y 次元のジッター タイプ
'none'
| 'density'
| 'rand'
| 'randn'
y 次元に沿ったジッターのタイプ (点の間隔)。次のいずれかの値として指定します。
'none'
— 点を微変動しない。'density'
— 2 次元のチャートについて、x のカーネル密度推定を使用して点を微変動する。3 次元のチャートで 2 つの次元についてこのオプションを指定すると、点は 3 つ目の次元のカーネル密度推定に基づいて微変動します。たとえば、XJitter
とYJitter
を'density'
に設定すると、z のカーネル密度推定が使用されます。'rand'
— 一様分布で点をランダムに微変動する。'randn'
— 正規分布で点をランダムに微変動する。
YJitterWidth
— y 次元に沿った最大ジッター
非負のスカラー
y 次元に沿ったジッター (点の間のオフセット) の最大量。データ単位での非負のスカラー値として指定します。
たとえば、隣接する点を結ぶ最短距離の 90% にジッター幅を設定するには、y
の一意の値を結ぶ最短距離を取り、0.9
でスケーリングします。
YJitterWidth = 0.9 * min(diff(unique(y)));
ColorVariable
— カラー データを含む table 変数
table 変数インデックス
カラー データを含む table 変数。ソース table の変数インデックスとして指定します。
table インデックスの指定
以下のいずれかのインデックス方式を使用して、目的の変数を指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
カラー データの指定
ColorVariable
プロパティを指定して、マーカーの色を制御します。MarkerFaceColor
プロパティが "flat"
に設定されている場合は、変数のデータによってマーカーの塗りつぶし色を制御します。MarkerEdgeColor
が "flat"
に設定されている場合は、このデータによってマーカーの輪郭の色も制御できます。
指定する table 変数には、任意の数値型の値を含めることができます。値は、次のいずれかの形式にできます。
現在のカラーマップに線形にマッピングされる数値の列。
RGB 3 成分の 3 列配列。RGB 3 成分は、各値が特定の色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 要素ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば、[0.5 0.7 1]
では薄い青の色調が指定されます。
ColorVariable
プロパティを設定すると、MATLAB は CData
プロパティを更新します。
アルゴリズム
粒子群チャートの点は、z
のガウス カーネル密度推定と、それぞれの (x
、y
) 位置での相対的な点の数によって重み付けされた一様分布する乱数値を使用して微変動します。この動作は、関数 swarmchart3
を呼び出すときの Scatter
オブジェクトの XJitter
プロパティと YJitter
プロパティの既定の 'density'
設定に対応します。
それぞれの x
の位置での点の最大の広がりは、既定では、隣接する点を結ぶ最小距離の 90% です。たとえば、x
次元で、広がりは次のように計算されます。
spread = 0.9 * min(diff(unique(x)));
Scatter
オブジェクトの XJitterWidth
プロパティおよび YJitterWidth
プロパティを設定して、オフセットを制御できます。
バージョン履歴
R2020b で導入R2022b: table を指定して作成したプロットが軸ラベルと凡例ラベルの特殊文字を保持
関数 swarmchart3
に 1 つの table と 1 つ以上の変数名を渡した場合に、table 変数名に含めた特殊文字 (アンダースコアなど) が軸ラベルと凡例ラベルに表示されるようになりました。以前は、特殊文字は TeX または LaTeX の文字として解釈されていました。
たとえば、Sample_Number
という名前の変数を含む table を関数 swarmchart3
に渡すと、軸ラベルと凡例ラベルにアンダースコアが表示されます。R2022a 以前のリリースでは、アンダースコアは下付き文字として解釈されます。
リリース | table 変数 "Sample_Number" のラベル |
---|---|
R2022b |
|
R2022a |
|
軸ラベルと凡例ラベルを TeX または LaTeX の書式設定で表示するには、ラベルを手動で指定します。たとえば、プロット後に、目的のラベル文字列を指定して関数 xlabel
または関数 legend
を呼び出します。
xlabel("Sample_Number") legend(["Sample_Number" "Another_Legend_Label"])
R2021b: table を直接 swarmchart3
に渡す
table を関数 swarmchart3
に渡し、その後にプロット対象の変数を渡すことで、プロットを作成します。データを table として指定すると、軸ラベルと凡例 (存在する場合) に table 変数名を使用して自動的にラベルが付けられます。
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