matlab.unittest.FunctionTestCase クラス

名前空間: matlab.unittest
スーパークラス: matlab.unittest.TestCase

関数ベースのテスト用のテスト ケース

説明

matlab.unittest.FunctionTestCase クラスを使用して、ユニット テスト フレームワークを使用する関数ベースのテストを記述できます。matlab.unittest.FunctionTestCase クラスは matlab.unittest.TestCase クラスから派生したものであるため、matlab.unittest.qualifications 名前空間の検定関数を使用してテストを記述できます。

matlab.unittest.FunctionTestCase クラスは handle クラスです。

クラスの属性

Sealed

true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

FunctionTestCase オブジェクトを作成するには、テスト ファイルのメイン関数で関数 functiontests を呼び出します。それぞれのテスト関数について、テスト フレームワークで FunctionTestCase オブジェクトが作成され、それがテスト関数に渡されます。

プロパティ

TestData — テスト データ

任意の値

関数ベースのテストでセットアップ関数からテスト関数または破棄関数に渡すテスト データ。任意のデータ型の値として指定します。既定では、値はフィールドをもたないスカラー構造体になります。この構造体にフィールドを追加できます。TestData プロパティを使用する例については、セットアップ関数と破棄関数を使用したテストの記述を参照してください。

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

バージョン履歴

R2013b で導入

参考

関数

• functiontests | runtests

クラス

• matlab.unittest.TestCase

トピック

• 関数ベースのユニット テストの記述
• 関数を使用する単純なテスト ケースの記述
• セットアップ関数と破棄関数を使用したテストの記述