Main Content

このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

type

クラス: matlab.uitest.TestCase
名前空間: matlab.uitest

UI コンポーネントへの入力

説明

type(testcase,comp,value) は、comp UI コンポーネントに value を入力します。

type(testcase,uit,indices,value) は、uit テーブル UI コンポーネント内の indices で指定されたセルに value を入力します。

入力引数

すべて展開する

テスト ケースのインスタンス。matlab.uitest.TestCase オブジェクトとして指定します。

テストで入力するコンポーネント。入力動作をサポートする UI コンポーネント オブジェクトとして指定します。入力動作をサポートするコンポーネントには、編集フィールドやテキスト エリアなどがあります。

サポートされるコンポーネント一般的な作成関数
日付ピッカーuidatepicker
ドロップ ダウンuidropdown
編集フィールド (数値、テキスト)uieditfield
スピナーuispinner
テキスト エリアuitextarea

コンポーネントに入力する値。value のデータ型はテスト対象のコンポーネントのタイプに依存します。たとえば、コンポーネントがスピナーの場合は、value を数値として指定します。コンポーネントがテキスト エリアまたはテーブルの場合は、value を文字ベクトルまたは string として指定します。

ターゲットのテーブル UI コンポーネント。matlab.ui.control.Table オブジェクトとして指定します。テーブル UI コンポーネントは、関数 uitable で作成されます。

入力するテーブル セルのインデックス。行インデックスが列インデックスの前に示される 1 行 2 列のベクトルとして指定します。

例: [2 3]

すべて展開する

テキスト編集フィールドを作成します。

ed = uieditfield('Value','Hello')

対話型のテスト ケースを作成し、初期値を確認します。

tc = matlab.uitest.TestCase.forInteractiveUse;
tc.verifyEqual(ed.Value,'Hello')
Verification passed.

編集フィールドに "Goodbye" という語句を入力し、新しい値を確認します。

value = 'Goodbye';
tc.type(ed,value)
tc.verifyEqual(ed.Value,value)
Verification passed.

編集可能なドロップダウン リストを作成します。

dropdown = uidropdown('Editable','on');

対話型のテスト ケースを作成し、ドロップダウン リストにカスタム項目を追加します。

tc = matlab.uitest.TestCase.forInteractiveUse;
tc.type(dropdown,'Custom Item')

新しい値を確認します。

tc.verifyEqual(dropdown.Value,'Custom Item')
Verification passed.

異なるデータ型が混在して含まれるテーブル UI コンポーネントを作成します。ユーザーがテーブル内のデータを編集できるように、ColumnEditable プロパティを true に設定します。

fig = uifigure;
uit = uitable(fig);
d = {'Male',52,true;'Male',40,true;'Female',25,false};
uit.Data = d;
uit.ColumnName = {'Gender','Age','Authorized'};
uit.ColumnEditable = true;

対話型のテスト ケースを作成し、インデックス (1,2) をもつテーブル セルの初期値を確認します。

tc = matlab.uitest.TestCase.forInteractiveUse;
tc.verifyEqual(uit.Data(1,2),{[52]})
Verification passed.

セルの値を 50 に変更し、新しい値を確認します。

tc.type(uit,[1 2],'50')

tc.verifyEqual(uit.Data(1,2),{[50]})
Verification passed.

バージョン履歴

R2018a で導入

すべて展開する