isInputSizeLockedImpl

(非推奨) System object の入力が可変サイズなのか次元が一定なのかを指定する

このメソッドは将来のリリースで削除される予定です。代わりに isInputSizeMutableImpl メソッドを使用してください。

構文

f = isInputSizeLockedImpl(sysObj,n)


説明

f = isInputSizeLockedImpl(sysObj,n) は、System object™ sysObj への n 番目の入力のサイズが、そのオブジェクトを実行する後続の呼び出しで変更可能かどうかを示します。

• f が true の場合、サイズはロックされており、System object への入力のサイズは変更できません。

• f が false の場合、入力はロックされておらず、可変サイズです。オブジェクトが実行中でロックされていても、オブジェクトへの入力のサイズを変更できます。

isInputSizeLockedImpl メソッドは、System object の初期化時に各入力に対して 1 回ずつ実行されます。

入力引数

sysObj — System object

System object

System object。System object として指定します。

n — System object への入力のインデックス

正のスカラー数値

System object への入力のインデックス。正のスカラー数値として指定します。

例: 2

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | fi

出力引数

f — 入力サイズが固定されているかどうかを示す指標

true または 1 | false または 0

入力サイズが固定されているかどうかを示す指標。logical true (1) または false (0) として返されます。

入力のサイズが固定されている場合、各入力サンプルのサイズが最初の入力サンプルのサイズに対して比較されます。入力サンプルのサイズが最初の入力サンプルのサイズに一致していない場合、エラーが出されます。

属性

Access

protected

メソッドの属性の詳細については、メソッドの属性を参照してください。

例

入力が固定サイズかどうかの指定

System object のクラス定義ファイルで、System object への入力ごとに isInputSizeLockedImpl メソッドの実装を作成して、入力が固定サイズなのか可変サイズなのかを指定します。

methods (Access = protected)
   function f = isInputSizeLockedImpl(~,ind)
      f = true;
   end
end

バージョン履歴

R2012a で導入

R2018a: isInputSizeLockedImpl は削除予定

isInputSizeLockedImpl メソッドは将来のリリースで削除されます。代わりに isInputSizeMutableImpl メソッドを使用してください。

参考

matlab.System

トピック

• 入力仕様の変更の取り扱い