addSetting
新しい設定の追加
説明
s = addSetting(
は、指定した親設定グループに新しい設定を追加し、新しい設定を含む parentgroup
,name
)Setting
オブジェクトを返します。既定では、設定は非表示ではありません。つまり、親設定グループ内に表示されます。
s = addSetting(___,
は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用して、設定のプロパティを指定します。たとえば、Name,Value
)'PersonalValue',10
は、個人用の値が 10
の新しい設定を追加します。名前と値のペアは他のすべての入力引数の後で指定します。
例
設定グループを作成し、そのグループに新しい設定を追加します。その設定の値をコード内で使用します。
設定グループ mysettings
を作成します。
s = settings;
addGroup(s,"mysettings");
設定 MyWorkAddress
を mysettings
に追加して、値を割り当てます。
addSetting(s.mysettings,"MyWorkAddress"); s.mysettings.MyWorkAddress.PersonalValue = "3 Apple Hill Drive"; s.mysettings.MyWorkAddress
ans = Setting 'mysettings.MyWorkAddress' with properties: ActiveValue: "3 Apple Hill Drive" TemporaryValue: <no value> PersonalValue: "3 Apple Hill Drive" InstallationValue: <no value> FactoryValue: <no value>
設定の値を表示します。
fprintf("Work address: %s.\n", s.mysettings.MyWorkAddress.ActiveValue)
Work address: 3 Apple Hill Drive.
removeGroup
を使用して mysettings
を削除します。
removeGroup(s,"mysettings");
関数 settings
を使用して、設定ツリーのルートにアクセスします。設定グループを作成し、新しい非表示の設定をグループに追加して、設定の値をコード内で使用します。
非表示の設定グループ myhiddensettings
を作成します。
s = settings;
newHiddenGroup = addGroup(s,"myhiddensettings",Hidden=true);
設定 MyHiddenWorkAddress
を myhiddensettings
に追加して、値を指定します。親設定グループを表示しても新しい設定が表示されないことに注目してください。
addSetting(newHiddenGroup,"MyHiddenWorkAddress",Hidden=true, ... PersonalValue="1 Lakeside Campus Drive"); s.myhiddensettings
ans = SettingsGroup 'myhiddensettings' with no properties.
非表示の設定の値を表示します。
fprintf("Work address: %s.\n", newHiddenGroup.MyHiddenWorkAddress.ActiveValue)
Work address: 1 Lakeside Campus Drive.
非表示のグループは、表示されるグループと同じ方法で削除できます。
removeGroup(s,"myhiddensettings")
設定グループを作成し、そのグループの既定の検証関数を指定します。この関数は、グループ内で独自の検証関数が定義されていないすべての設定の値を検証します。
入力が数値でない場合にエラーをスローする検証関数 numericValidationFcn
を作成します。
function numericValidationFcn(x) errorMsg = "Value must be numeric."; assert(isnumeric(x),errorMsg); end
関数 settings
を使用して設定ツリーのルートにアクセスしてから、設定グループ myNumericSettings
を作成します。検証関数を指定します。
s = settings; newNumericGroup = addGroup(s,"myNumericSettings",... ValidationFcn=@numericValidationFcn);
myNumericSettings
グループ内に新しい設定を作成し、その設定の値を数値以外の値に設定しようとすると、MATLAB でエラーが発生します。たとえば、次のステートメントを実行すると、MATLAB でエラーが発生します。このステートメントは PersonalValue
を数値ではなく string に設定しようとします。
addSetting(newNumericGroup,"mySetting",PersonalValue="Hello")
removeGroup
を使用して myNumericSettings
を削除します。
removeGroup(s,"myNumericSettings");
入力引数
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで、Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: addSetting(a,'mySetting','PersonalValue',10,'Hidden',true)
は、個人用の値が 10
の新しい非表示の設定を、指定した親設定グループに追加します。
設定の個人用の値。ハンドル タイプを除く任意の型の MATLAB データとして指定します。ハンドルを含む cell 配列、struct、オブジェクトなどのデータ コンテナーもサポートされません。この引数は、読み取り専用の設定を作成する場合は必須です。
非表示の状態。true
または false
として指定します。
true
に設定すると、設定グループおよびグループ内の設定は表示されませんが、アクセスは可能なままです。
読み取り専用の状態。true
または false
として指定します。true
の場合、設定の個人用の値または一時的な値は変更できません。PersonalValue
引数は、読み取り専用の設定を作成する場合には必須です。
設定を検証する関数。関数ハンドルとして指定します。指定した関数は、設定の値の検証に使用されます。
関数ハンドルを関連付ける関数は、設定可能な値を入力引数として受け入れ、出力引数をもたず、検証が失敗した場合にエラーをスローするものでなければなりません。
関数ハンドルは、MATLAB パス上の関数をポイントしなければなりません。無名または入れ子の関数ハンドルはサポートされません。
バージョン履歴
R2019b で導入
MATLAB Command
You clicked a link that corresponds to this MATLAB command:
Run the command by entering it in the MATLAB Command Window. Web browsers do not support MATLAB commands.
Web サイトの選択
Web サイトを選択すると、翻訳されたコンテンツにアクセスし、地域のイベントやサービスを確認できます。現在の位置情報に基づき、次のサイトの選択を推奨します:
また、以下のリストから Web サイトを選択することもできます。
最適なサイトパフォーマンスの取得方法
中国のサイト (中国語または英語) を選択することで、最適なサイトパフォーマンスが得られます。その他の国の MathWorks のサイトは、お客様の地域からのアクセスが最適化されていません。
南北アメリカ
- América Latina (Español)
- Canada (English)
- United States (English)
ヨーロッパ
- Belgium (English)
- Denmark (English)
- Deutschland (Deutsch)
- España (Español)
- Finland (English)
- France (Français)
- Ireland (English)
- Italia (Italiano)
- Luxembourg (English)
- Netherlands (English)
- Norway (English)
- Österreich (Deutsch)
- Portugal (English)
- Sweden (English)
- Switzerland
- United Kingdom (English)