ishghandle

グラフィックス オブジェクト ハンドルの場合は true

構文

ishghandle(h)


説明

ishghandle(h) は、h の要素が既存のグラフィックス オブジェクトのハンドルである場合は 1、そうでない場合は 0 を含む配列を返します。Simulink^® オブジェクト ハンドルが false を返すという点で ishandle と異なります。

例

有効なグラフィックス オブジェクト ハンドルのテスト

プロットを作成します。出力 p が有効なグラフィックス オブジェクト ハンドルであるかテストします。

x = 1:10;
y = 1:10;
p = plot(x,y);

ishghandle(p)

ans = logical
   1

バージョン履歴

R2024b: 多次元配列を入力として渡すと、同じサイズの出力が返される

3 次元以上の配列を入力として渡すと、同じサイズの配列が返されます。以前は、入力が 3 次元以上の場合、ishghandle では 2 次元配列が返されていました。2 次元より高い次元は、2 次元に縮小されていました。たとえば、入力が 2×4×5 の配列の場合、出力は 2 行 20 列の配列になっていました。

スカラー、1 次元、または 2 次元の配列をいずれかの関数に渡すと、出力は以前のリリースと同じサイズになります。

all または any 関数への入れ子になった呼び出しを使用する場合は、出力の形状を維持するために、入れ子関数呼び出しの代わりに "all" 引数を使用するようにコードを更新します。

たとえば、次のコードの場合、R2024a ではスカラー logical 値が返されます。R2024b では、logical 値の 1×1×4 の配列が返されます。

h = gobjects(2,3,4);
all(all(ishghandle(h)))

スカラー出力を保持するには、"all" 引数を指定して all 関数を 1 回呼び出します。結果はスカラー logical 値です。

h = gobjects(2,3,4);
all(ishghandle(h),"all")

参考

isa | isgraphics | gca

トピック

• グラフィックス オブジェクト ハンドル