bvp4c
境界値問題の求解 — 4 次法
説明
例
入力引数
出力引数
詳細
アルゴリズム
関数 bvp4c
は、3 段 Lobatto IIIa 公式を実装する有限差分コードです[1]、[2]。これは選点法の方程式で選点多項式は、シミュレーション区間で一様な 4 次精度の C1 連続解を与えます。メッシュの選択とエラー制御は、連続解の残差をベースにしています。
この選点法ではメッシュ点を使って、積分区間を部分区間に分割します。ソルバーは、すべての部分区間に適用される選点条件と境界条件から求まるグローバルな連立代数方程式を数値的に解いて解を求めます。そしてソルバーは、各部分区間における数値解の誤差を計算します。解が許容誤差の基準を満たさない場合、ソルバーはメッシュの適合を行ってから、再度処理を繰り返します。ユーザーは、初期メッシュの点と、それらのメッシュ点における解の初期近似を "指定しなければなりません"。
参照
[1] Shampine, L.F., and J. Kierzenka. "A BVP Solver based on residual control and the MATLAB PSE." ACM Trans. Math. Softw. Vol. 27, Number 3, 2001, pp. 299–316.
[2] Shampine, L.F., M.W. Reichelt, and J. Kierzenka. "Solving Boundary Value Problems for Ordinary Differential Equations in MATLAB with bvp4c." MATLAB File Exchange, 2004.
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入