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allfinite

すべての配列要素が有限かどうかの判別

R2022a 以降

説明

TF = allfinite(A) は、A のすべての要素が有限である場合、logical 1 (true) を返します。いずれかの要素が有限でない場合は 0 (false) を返します。

A が複素数を含む場合、allfinite(A) は、すべての要素が有限の実数部と虚数部をもつときに 1 を返し、それ以外のときに 0 を返します。

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行ベクトルを作成し、すべての要素が有限かどうかを判別します。

A = 1./[-2 -1 1e-23 0.1]
A = 1×4
1023 ×

   -0.0000   -0.0000    1.0000    0.0000

TF = allfinite(A)
TF = logical
   1

別の行ベクトルを作成し、すべての要素が有限かどうかを判別します。

B = 0./[-2 -1 0 0.1]
B = 1×4

     0     0   NaN     0

TF = allfinite(B)
TF = logical
   0

行列を作成し、すべての要素が有限かどうかを判別します。

A = [0 0 3;0 0 3;0 0 NaN]
A = 3×3

     0     0     3
     0     0     3
     0     0   NaN

TF = allfinite(A)
TF = logical
   0

3 次元配列を作成し、すべての要素が有限かどうかを判別します。

A(:,:,1) = [2 1; 3 5];
A(:,:,2) = [0 0; 0 Inf];
A(:,:,3) = [-2 9; 4 1]
A = 
A(:,:,1) =

     2     1
     3     5


A(:,:,2) =

     0     0
     0   Inf


A(:,:,3) =

    -2     9
     4     1

TF = allfinite(A)
TF = logical
   0

複素数のベクトルを作成します。すべての要素が有限かどうかを判別します。

A = [2+3i 3/0+1i -2i]
A = 1×3 complex

   2.0000 + 3.0000i      Inf + 1.0000i   0.0000 - 2.0000i

TF = allfinite(A)
TF = logical
   0

allfinite(A)0 を返します。これは、A の 2 番目の要素に無限大の実数部があるためです。

入力引数

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入力配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。

例: [pi NaN Inf -Inf]

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | char | datetime | duration | calendarDuration
複素数のサポート: あり

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2022a で導入

参考

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