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複素数 Fortran データの処理

複素数データ値を Fortran 配列と MATLAB® 配列の間でコピーするには、関数 mxCopyComplex16ToPtrmxCopyPtrToComplex16mxCopyComplex8ToPtr、および mxCopyPtrToComplex8 を呼び出します。この convec.F の例では 2 つの COMPLEX*16 行ベクトルを取り、それらを畳み込みます。この例は、インターリーブされた複素数バージョンの Fortran 行列 API を使用し、Fortran ソース MEX ファイルの作成に説明されているような MEX ファイルの基本的な理解を前提としています。

次のステートメントは、入力配列 prhs(1)prhs(2) によって定義されたデータを、complex*16 配列として定義されている Fortran 変数 xy にコピーします。

C     Load the data into Fortran arrays(native COMPLEX data).
      status = 
     +   mxCopyPtrToComplex16(mxGetComplexDoubles(prhs(1)),x,nx)
      if (status .ne. 1) then
            call mexErrMsgIdAndTxt (
     +              'MATLAB:convec:CopyingFailed',
     +              'Could not copy from prhs(1) to complex*16.')
      endif

      status =
     +   mxCopyPtrToComplex16(mxGetComplexDoubles(prhs(2)),y,ny)

      if (status .ne. 1) then
            call mexErrMsgIdAndTxt (
     +              'MATLAB:convec:CopyingFailed',
     +              'Could not copy from prhs(2) to complex*16.')
      endif

convec サブルーチンを呼び出します。

      call convec(x,y,z,nx,ny)

結果を MATLAB の出力配列 plhs(1) にコピーします。

C     Load the output into a MATLAB array.
      status =
     +   mxCopyComplex16ToPtr(z,mxGetComplexDoubles(plhs(1)),nz)
      if (status .ne. 1) then
            call mexErrMsgIdAndTxt (
     +              'MATLAB:convec:CopyingFailed',
     +              'Could not copy from complex*16 to plhs(1).')
      endif

ビルドとテスト

Fortran コンパイラがインストールされていることを確認します。

mex -setup fortran

convec.F ファイルを書き込み可能なフォルダーにコピーします。

copyfile(fullfile(matlabroot,'extern','examples','refbook','convec.F'),'.','f')

ファイルをビルドします。

mex -R2018a convec.F

MEX ファイルをテストします。

x = [3.000 - 1.000i, 4.000 + 2.000i, 7.000 - 3.000i];
y = [8.000 - 6.000i, 12.000 + 16.000i, 40.000 - 42.000i];
z = convec(x,y)
z =
   1.0e+02 *

Columns 1 through 4 

0.1800 - 0.2600i 0.9600 + 0.2800i 1.3200 - 1.4400i 3.7600 - 0.1200i

Column 5 

1.5400 - 4.1400i

結果を、組み込み MATLAB 関数 conv と比較します。

conv(x,y)

参考

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