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デスクトップの基礎
MATLAB® を起動すると、既定のレイアウトでデスクトップが表示されます。
デスクトップには以下の領域が表示されます。
[ファイル] パネル — ファイルにアクセスします。
[ワークスペース] パネル — 作成したデータやファイルからインポートしたデータを探索します。
コマンド ウィンドウ — プロンプト (
>>
) が指示するコマンド ラインにコマンドを入力します。サイドバー — デスクトップにドッキングされているツールや追加パネルにアクセスします。
MATLAB の作業では、変数の作成や関数の呼び出しを行うコマンドを実行します。たとえば、次のステートメントをコマンド ラインに入力して a
という名前の変数を作成します。
a = 1
MATLAB によって変数 a
がワークスペースに追加され、コマンド ウィンドウに結果が表示されます。
a = 1
さらに変数をいくつか作成します。
b = 2
b = 2
c = a + b
c = 3
d = cos(a)
d = 0.5403
出力変数が設定されていなければ、MATLAB は変数 ans
(answer の省略形) を使って計算結果を保存します。
sin(a)
ans = 0.8415
ステートメントの最後にセミコロンを付けると、MATLAB は計算を実行しますが、コマンド ウィンドウへの出力表示は行いません。
e = a*b;
上方向キー (↑) や下方向キー (↓) を押すと、以前のコマンドが再度呼び出せます。空のコマンド ライン上またはコマンドの最初の数文字の入力後に方向キーを押します。たとえば、コマンド b = 2
を呼び出すには、b
と入力してから上方向キーを押します。