カメラの平行移動
テクニックの概要
カメラにおける平行移動とは、シーンに対して左右に少しずつカメラを移動することです。camdolly
コマンドは、カメラと被写体の両方に対して、(または必要に応じてカメラ側のみ) 同様な動作を可能にします。
次の例はイメージのさまざまな部分を表示するように、コマンド camdolly
を使ったものです。以下の関数の使い方を示します。
実装
まず、ケープコッドのイメージを読み込み、カメラ画角 (camva
を使用) を設定することで、拡大します。
load cape image(X) colormap(map) axis image camva(camva/2.5)
次に、関数 ginput
を使用して、カメラの目標とカメラの位置の x 座標と y 座標を指定します。
while 1 [x,y] = ginput(1); if ~strcmp(get(gcf,'SelectionType'),'normal') break end ct = camtarget; dx = x - ct(1); dy = y - ct(2); camdolly(dx,dy,ct(3),'movetarget','data') drawnow end