mxSetPr (C)
(非推奨) mxDOUBLE_CLASS
配列内に実数データ要素を設定
mxSetPr
は、インターリーブされた複素数 API では使用できません。代わりに mxSetDoubles
または mxSetComplexDoubles
を使用してください。詳細については、互換性についての考慮事項を参照してください。
C 構文
#include "matrix.h" void mxSetPr(mxArray *pm, double *pr);
説明
関数 mxSetPr
は、実数 mxDOUBLE_CLASS
配列 pm
の実数データを設定します。インターリーブされた複素数 API (mex
-R2018a
オプション) でビルドし、pm
が複素数である場合は、この関数によって MEX ファイルが終了され、制御が MATLAB® プロンプトに戻ります。非 MEX ファイル アプリケーションでは、関数は NULL
を返します。
mxArray
の型を確認するには、mxIsDouble
を呼び出します。データが実数かどうかを判別するには、mxIsComplex
を呼び出します。
mxCreate
* のすべての関数が、データ保持のためにヒープ領域を割り当てます。そのため、通常は、この関数を使用して配列の実数要素を初期化することはありません。代わりに、この関数を呼び出して既存の値を新しい値に置換します。
関数 mxSetPr
は、既存のデータに割り当てられているメモリは解放しません。既存のメモリを解放するには、mxGetPr
によって返されるポインター上で mxFree
を呼び出します。