LiDAR ラベラー
説明
LiDAR ラベラー アプリでは、点群または点群シーケンスのオブジェクトにラベルを付けることができます。アプリは PLY、PCAP、LAS、LAZ、ROS、PCD、および E57 ファイルから点群データを読み取ります。このアプリを使用して、以下を行うことができます。
直方体関心領域 (ROI)、ライン、ボクセル ROI ラベル、およびシーン ラベルを定義する。それらを使用して、グラウンド トゥルース データに対話的にラベルを付ける。
ラベルの属性を定義し、それらを使用してラベルに関する詳細を提供する。
クラスタリング、地面セグメンテーション、自動ラベル付け、および追跡の組み込みアルゴリズムを使用する。
ラベルの定義、点群データ、およびグラウンド トゥルース データを後で使用するためにセッション ファイルに保存する。
[投影ビュー] オプションを使用して、上面ビュー、正面ビュー、側面ビューで同時にラベルを表示する。
[カメラ ビュー] オプションを使用して、点群データのカスタム ビューを作成して再利用する。
[自動揃え] オプションを使用して、クラスターに最も適合するように直方体を回転させて当てはめる。
lidar.syncImageViewer.SyncImageViewer
クラスを使用して、アプリを外部の可視化ツールや分析ツールと同期する。自動ラベル付けのカスタム自動化アルゴリズムを作成、インポート、使用する。
表示概要でラベル自動化アルゴリズムのパフォーマンスを評価する。
ラベルが付けられたグラウンド トゥルースを
groundTruthLidar
オブジェクトとしてエクスポートする。このオブジェクトは、システムの検証やオブジェクト検出器の学習に使用できます。
このアプリの詳細については、LiDAR ラベラー入門を参照してください。
LiDAR ラベラー アプリを開く
MATLAB® ツールストリップ:[アプリ] タブの [イメージ処理とコンピューター ビジョン] の下にあるアプリ アイコンをクリックします。
MATLAB コマンド プロンプト:「
lidarLabeler
」と入力します。
プログラムでの使用
制限
ラベルでは、サブラベルはサポートされていません。
[ラベルの概要] ウィンドウでは、サブラベルはサポートされていません。
詳細
ヒント
点群データに対応するイメージを表示するためのツールを作成するには、
lidar.syncImageViewer.SyncImageViewer
クラスを使用します。地面を除去すると、作成したオブジェクト ラベルがはっきり見えるようになります。
直方体を描画した後に編集するには、回転、並進、拡張、縮小のオプションを使用します。
現在の角度と方向からデータのビューを保存するには、[カメラ ビュー] オプションを使用します。
新しいラベルでグラウンド トゥルースにラベルを付け直す必要がないように、グラウンド トゥルースへのマーク付けを開始する前に使用するラベル付けスキームを整理します。
同じタイプの信号間でラベルをコピーして貼り付けることができます。
バージョン履歴
R2020b で導入