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visboundaries
領域境界のプロット
構文
説明
visboundaries(
は現在の座標軸にバイナリ イメージ BW
)BW
の領域の境界を描画します。BW
は、logical true
のピクセルが前景領域に属し、logical false
のピクセルが背景を構成する 2 次元バイナリ イメージです。visboundaries
は bwboundaries
を使用してイメージ内の境界ピクセルの位置を特定します。
visboundaries(
は B
)B
で指定される領域境界を描画します。ここで、B
は領域の境界ピクセルの位置を格納する cell 配列であり、bwboundaries
の最初の出力に構造が類似しています。
visboundaries(
は、ax
,___)ax
によって指定された座標軸に領域の境界を描画します。最初の入力引数 ax
に続けて、前述の構文における入力引数の任意の組み合わせを指定します。
visboundaries(___,
は、名前と値の引数を使用して境界の追加プロパティを指定します。Name,Value
)
は、境界のハンドル h
= visboundaries(___)h
を返します。
例
境界の計算とイメージ上でのプロット
イメージを読み取ります。
BW = imread('blobs.png');
境界を計算します。
B = bwboundaries(BW);
イメージを表示し、境界をイメージにプロットします。
imshow(BW)
hold on
visboundaries(B)
セグメンテーションの結果の可視化
イメージを読み取り、それを表示します。
I = imread('toyobjects.png'); imshow(I) hold on
動的輪郭 (Snakes) アルゴリズムを使用してイメージをセグメント化します。最初に、セグメント化するオブジェクトの近くに初期輪郭位置を指定します。
mask = false(size(I)); mask(50:150,40:170) = true;
元のイメージ上に初期の輪郭を青で表示します。
visboundaries(mask,'Color','b');
'edge'
メソッドと 200 回の反復を使用してイメージをセグメント化します。
bw = activecontour(I,mask,200,'edge');
最終的な輪郭を元のイメージ上に赤で表示します。
visboundaries(bw,'Color','r'); title('Blue - Initial Contour, Red - Final Contour');
入力引数
BW
— バイナリ イメージ
logical 配列
バイナリ イメージ。logical 配列として指定します。
データ型: logical
B
— 境界ピクセルの位置
Q 行 2 列の行列の cell 配列
境界ピクセルの位置。cell 配列として指定します。各セルには、Q 行 2 列の行列が含まれています。ここで Q は対応する領域の境界ピクセルの数です。これらの Q 行 2 列の配列の各行には、境界ピクセルの行座標と列座標が含まれています。
データ型: cell
ax
— 境界を描画するイメージ
現在の座標軸 (既定値) | axes オブジェクト
境界を描画するイメージ。axes オブジェクトとして指定します。
データ型: double
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで、Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: visboundaries(bw,'Color','b');
Color
— 境界の色
'red'
(既定値) | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 色の名前 | 色の省略名
境界の色。RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色の名前、または色の省略名として指定します。
カスタム色の場合、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度は範囲
[0,1]
に含まれていなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、その後に 16 進数 (0
からF
までの範囲) が 3 桁または 6 桁続く、string スカラーまたは文字ベクトルです。値の大文字と小文字は区別されません。そのため、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、一部の一般的な色を名前で指定できます。次の表に、名前付きの色のオプション、等価な RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色の名前 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 色なし |
以下に、MATLAB® がさまざまなタイプのプロットで使用する既定の色の RGB 3 成分と 16 進数カラー コードを示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
例: 'Color','r'
例: 'Color','green'
例: 'Color',[0 0 1]
例: 'Color','#FF8800'
LineStyle
— 境界のライン スタイル
'-'
(既定値) | '--'
| ':'
| '-.'
| 'none'
境界のエッジのライン スタイル。'LineStyle'
と次の表で示すライン指定子のいずれかで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
ライン スタイル | 説明 | 結果として得られるライン |
---|---|---|
"-" | 実線 |
|
"--" | 破線 |
|
":" | 点線 |
|
"-." | 一点鎖線 |
|
"none" | ラインなし | ラインなし |
例: 'LineStyle','-.'
LineWidth
— 境界に使用するライン幅
2
(既定値) | 正の数値
境界に使用するライン幅。正の数値として指定します。この値はポイント単位で指定します。1 ポイントは 1/72 インチです。
例: 'LineWidth',4
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
EnhanceVisibility
— 描画された境界に対する高コントラストの特徴を使った強調
true
または 1
(既定値) | false
または 0
描画された境界を高コントラストの特徴を使用して強調し、さまざまな背景での視認性を改善します。数値または logical の 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。
例: 'EnhanceVisibility',true
データ型: logical
出力引数
バージョン履歴
R2015a で導入
参考
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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