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raw2rgb
説明
例
CFA イメージの RGB への変換
ファイル内のカラー フィルター配列 (CFA) イメージを、sRGB 色空間の 16 ビット RGB イメージに変換します。
rgb = raw2rgb("colorCheckerTestImage.NEF");
imshow(rgb)
CFA イメージを、Adobe RGB 1998 色空間の 8 ビット RGB イメージに変換します。
rgb = raw2rgb("colorCheckerTestImage.NEF",BitsPerSample=8,ColorSpace="adobe-rgb-1998"); imshow(rgb)
CFA イメージを、カメラのネイティブ色空間の 16 ビット イメージに変換します。ホワイト バランスは D65 光源を基準として設定します。
rgb = raw2rgb("colorCheckerTestImage.NEF",ColorSpace="camera", ... WhiteBalanceMultipliers="D65"); imshow(rgb)
入力引数
filename
— RAW ファイルの名前
string スカラー | 文字ベクトル
RAW ファイルの名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。filename
は、ファイル名および拡張子を含む絶対パス、または現在のフォルダーか MATLAB® パス上の任意のフォルダーからの相対パスとして指定します。
データ型: char
| string
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで、Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
例: rgb = raw2rgb("colorCheckerTestImage.NEF",BitsPerSample=8,ColorSpace="adobe-rgb-1998");
R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: rgb = raw2rgb("colorCheckerTestImage.NEF","BitsPerSample",8,"ColorSpace","adobe-rgb-1998");
ApplyContrastStretch
— RGB イメージのレンダリング時にコントラスト ストレッチを適用
false
または 0
(既定値) | true
または 1
RGB イメージのレンダリング時にコントラスト ストレッチを適用。数値、あるいは logical 0
(false
) または 1
(true
) として指定します。
BitsPerSample
— 出力 RGB イメージのサンプルあたりのビット数
16
(既定値) | 8
出力 RGB イメージのサンプルあたりのビット数。8
または 16
を指定します。
ColorSpace
— 出力 RGB 値の色空間
"srgb"
(既定値) | "camera"
| "adobe-rgb-1998"
出力 RGB 値の色空間。"srgb"
、"camera"
、または "adobe-rgb-1998"
を指定します。"srgb"
色空間および "adobe-rgb-1998"
色空間の詳細については、異なる色空間間での変換についてを参照してください。"camera"
色空間はデバイスにネイティブです。
データ型: char
| string
WhiteBalanceMultipliers
— レンダリング用のホワイト バランス調整
"AsTaken"
(既定値) | "D65"
| "ComputeFromImage"
| 1 行 N 列の数値ベクトル
RGB イメージのレンダリング用のホワイト バランス調整。次のリストにあるいずれかの文字列、またはデータ型 double
の 1 行 N 列ベクトルとして指定します。
値 | 説明 |
---|---|
"AsTaken" | カメラがイメージのキャプチャに使用するホワイト バランス乗数 |
"D65" | D65 光源を使用してイメージをバランスする場合に必要なホワイト バランス乗数 |
"ComputeFromImage" | CFA イメージの解析によって決定されるホワイト バランス乗数 |
1 行 N 列のベクトル | データ型 single または double の 1 行 N 列のベクトルとして指定されるカスタム ホワイト バランス乗数。Bayer センサー イメージの場合、N は 4 でなければならず、係数の次数は rawinfo によって報告される CFALayout フィールドに一致している必要があります。Bayer センサー以外の場合、N は rawinfo によって報告される SamplesPerPixel フィールドに一致していなければなりません。 |
データ型: double
| char
| string
出力引数
rgbImage
— RGB イメージ
数値配列
RGB イメージ。M x N x 3 の数値配列として返されます。M と N の値は、それぞれ rawinfo
によって報告される RenderedImageSize
フィールドの最初と 2 番目の要素に対応します。
rgbImage
には、名前と値の引数 BitsPerSample
の値に応じて uint8
または uint16
のいずれかを指定できます。
ヒント
この関数は、CFA イメージ データの読み取りに LibRaw バージョン 0.20.2 を使用します。
関数
raw2rgb
は JPEG 圧縮を利用する RAW ファイル形式をサポートしていません。
拡張機能
スレッドベースの環境
MATLAB® の backgroundPool
を使用してバックグラウンドでコードを実行するか、Parallel Computing Toolbox™ の ThreadPool
を使用してコードを高速化します。
この関数は、スレッドベースの環境を完全にサポートします。詳細については、スレッドベースの環境での MATLAB 関数の実行を参照してください。
バージョン履歴
R2021a で導入R2022b: スレッドベース環境のサポート
raw2rgb
は、スレッドベースの環境をサポートするようになりました。
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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