rawread
説明
例
ファイルからの CFA イメージ データの読み取り
ファイルから、表示されているカラー フィルター配列 (CFA) イメージ データのみを読み取ります。既定では、rawread
は CFA イメージの表示されている部分のみを返します。
cfa = rawread("colorCheckerTestImage.NEF");
イメージ フレームを含め、ファイルから CFA イメージ全体を読み取ります。RAW イメージでは、通常、フレームは表示されているイメージの周囲の黒レベルを計算するために使用されます。
cfa = rawread("colorCheckerTestImage.NEF", "VisibleImageOnly", false);
入力引数
filename
— RAW ファイルの名前
string スカラー | 文字ベクトル
RAW ファイルの名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。filename
は、ファイル名および拡張子を含む絶対パス、または現在のフォルダーか MATLAB® パス上の任意のフォルダーからの相対パスとして指定します。
データ型: char
| string
visibleImageOnly
— 表示されている CFA イメージ データのみを返す
true
(既定値) | false
表示されている CFA イメージ データのみを返す。true
または false
として指定します。RAW イメージでは、通常、フレームは表示されているイメージの周囲の黒レベルを計算するために使用されます。CFA の表示されている部分のみを読み取るには、true
を指定します。フレームを含む CFA 全体を読み取るには、false
を指定します。次の表に、各オプションの詳細を示します。
値 | 説明 |
---|---|
true |
|
false |
|
データ型: logical
出力引数
cfaImage
— CFA イメージ
m x n x p の数値配列
CFA イメージ。m×n×p の数値配列として返されます。
既定では、rawread
は CFA イメージの表示されている部分のみを返します。この場合、m と n の値は、それぞれ rawinfo
によって報告される VisibleImageSize
フィールドの最初と 2 番目の要素に対応します。返されるイメージのフレームを含める場合、m と n の値は、それぞれ rawinfo
によって報告される CFAImageSize
フィールドの最初と 2 番目の要素に対応します。返されるイメージがどちらのタイプであっても、p の値は CFA センサーのタイプによって異なります。Bayer タイプのセンサーの場合、この値は 1 です。Foveon センサーの場合、この値は 3 です。
データ型: uint16
| single
詳細
RAW ファイル形式
RAW ファイル形式は、カメラのセンサーから直接記録された、最も編集されていない状態のイメージ データを保持します。ほとんどのカメラ メーカーは、Nikon NEF ファイル形式や Canon CRW 形式など、独自の RAW ファイル形式を定義しています。Adobe も DNG (デジタル ネガ) という RAW ファイル形式を定義しており、複数のカメラによってサポートされています。JPG や TIF などの他のファイル形式と同様、ファイル形式の名前は通常、大文字で記述されます。ただし、他のファイル形式と異なり、RAW は頭字語ではありません。
ヒント
この関数は、CFA イメージ データの読み取りに LibRaw バージョン 0.20.2 を使用します。
関数
rawread
は JPEG 圧縮を利用する RAW ファイル形式をサポートしていません。
拡張機能
スレッドベースの環境
MATLAB® の backgroundPool
を使用してバックグラウンドでコードを実行するか、Parallel Computing Toolbox™ の ThreadPool
を使用してコードを高速化します。
この関数は、スレッドベースの環境を完全にサポートします。詳細については、スレッドベースの環境での MATLAB 関数の実行を参照してください。
バージョン履歴
R2021a で導入R2022b: スレッドベース環境のサポート
rawread
は、スレッドベースの環境をサポートするようになりました。
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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