padarray
配列のパディング
説明
例
ベクトルの先頭のパディング
ベクトルの先頭に、パディング値 9 をもつ 3 つのパディングの要素を追加します。
A = [ 1 2 3 4 ]
A = 1×4
1 2 3 4
B = padarray(A,3,9,'pre')
B = 4×4
9 9 9 9
9 9 9 9
9 9 9 9
1 2 3 4
2 次元配列の各次元のパディング
配列の最初の次元の末尾に 3 要素のパディング、2 番目の次元の末尾に 2 要素のパディングを追加します。パディングする値として、各次元の最後の配列要素の値を使用します。
A = [ 1 2; 3 4 ]
A = 2×2
1 2
3 4
B = padarray(A,[3 2],'replicate','post')
B = 5×4
1 2 2 2
3 4 4 4
3 4 4 4
3 4 4 4
3 4 4 4
3 次元配列の各次元のパディング
3 次元配列の各次元に 3 要素のパディングを追加します。各パディング要素には値 0 が含まれています。
最初に 3 次元配列を作成します。
A = [1 2; 3 4]; B = [5 6; 7 8]; C = cat(3,A,B)
C = C(:,:,1) = 1 2 3 4 C(:,:,2) = 5 6 7 8
3 次元配列のパディング
D = padarray(C,[3 3],0,'both')
D = D(:,:,1) = 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 3 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 D(:,:,2) = 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 6 0 0 0 0 0 0 7 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
入力引数
パディングされる配列。任意の次元の数値配列、logical 配列、categorical 配列として指定します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| logical
| categorical
各次元に追加するパディングの量。非負の整数のベクトルとして指定します。たとえば、padsize
値が [2 3]
である場合、最初の次元に 2 要素のパディング、2 番目の次元に 3 要素のパディングを追加します。
データ型: double
パディング値。数値スカラー、string スカラー、または文字ベクトルとして指定します。
次の表は、数値イメージと論理イメージの埋め込みオプションを示しています。数値イメージと論理イメージの既定のパディング値は 0
です。
数値イメージおよび論理イメージのパディング値
値 | 説明 | 例 |
---|---|---|
数値スカラー | 配列の境界の外に位置する入力配列の値は、値 | |
| 配列の境界の外に位置する入力配列値を計算するには、配列の境界をまたぐ配列の鏡像を使用します。 | |
| 配列の境界の外に位置する入力配列値は、最近傍の配列境界値と等しいと仮定します。 | |
| 配列の境界の外に位置する入力配列値は、入力配列が周期的であると暗黙的に仮定します。 | |
次の表は、categorical イメージのパディング オプションを示しています。categorical イメージの既定のパディング値は missing
です。
categorical イメージのパディング値
値 | 説明 |
---|---|
string スカラーまたは文字ベクトル | 指定されたカテゴリの要素でパディングします。string または文字ベクトルは、イメージ内の有効なカテゴリに対応していなければなりません。 |
missing | <undefined> のカテゴリでパディングします。詳細については、missing を参照してください。 |
| 配列の境界の外に位置する入力配列値を計算するには、配列の境界をまたぐ配列の鏡像を使用します。 |
| 配列の境界の外に位置する入力配列値は、最近傍の配列境界値と等しいと仮定します。 |
| 配列の境界の外に位置する入力配列値は、入力配列が周期的であると暗黙的に仮定します。 |
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| logical
| char
| string
各次元に沿って配列をパディングする方向。次のいずれかの値を指定します。
値 | 意味 |
---|---|
| 各次元に沿って、最初の要素の前と最後の要素の後にパディングします。 |
| 各次元に沿って、最後の配列要素の後にパディングします。 |
| 各次元に沿って、最初の配列要素の前にパディングします。 |
データ型: char
| string
出力引数
パディングされた配列。A
と同じデータ型の配列として返されます。
拡張機能
使用上の注意および制限:
padarray
では C コードおよび C++ コードの生成がサポートされています (MATLAB® Coder™ が必要)。詳細については、イメージ処理のコード生成を参照してください。データ型 categorical の入力配列はサポートされていません。
コードを生成する際、
padarray
は 3 次元までの入力のみをサポートします。入力引数
padval
およびdirection
はコンパイル時の定数でなければなりません。
使用上の注意および制限:
データ型 categorical の入力配列はサポートされていません。
コードを生成する際、
padarray
は 3 次元までの入力のみをサポートします。入力引数
padval
およびdirection
はコンパイル時の定数でなければなりません。
この関数は、GPU 配列を完全にサポートします。詳細については、GPU でのイメージ処理を参照してください。
バージョン履歴
R2006a より前に導入
MATLAB Command
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