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imbilatfilt
ガウス カーネルを使用する、イメージのバイラテラル フィルター処理
構文
説明
は平滑化量を指定します。J
= imbilatfilt(I
,degreeOfSmoothing
)degreeOfSmoothing
が小さい値の場合、imbilatfilt
は小さい分散 (一様な領域) をもつ近傍を平滑化し、強いエッジなどの大きい分散をもつ近傍は平滑化されません。degreeOfSmoothing
の値を増やすと、imbilatfilt
は一様な領域と大きい分散をもつ近傍の両方を平滑化します。
は空間ガウス平滑化カーネルの標準偏差 J
= imbilatfilt(I
,degreeOfSmoothing
,spatialSigma
)spatialSigma
も指定します。spatialSigma
の値を大きくすると、離れた近傍ピクセルの寄与が増え、実質的に近傍サイズが増加します。
は、名前と値のペアを使用して、バイラテラル フィルターの動作を変更します。J
= imbilatfilt(___,Name,Value
)
例
入力引数
出力引数
ヒント
degreeOfSmoothing
値は、バイラテラル フィルターの範囲ガウス カーネルの分散に対応します [1]。範囲ガウスは近傍の値からピクセル値のユークリッド距離に適用されます。RGB イメージの知覚的に近い色を平滑化するには、
rgb2lab
を使用してそのイメージを CIE L*a*b* 空間に変換してから、バイラテラル フィルターを適用します。結果を表示するには、lab2rgb
を使用して、フィルター処理されたイメージを RGB に変換します。spatialSigma
を増やすと、NeighborhoodSize
が増加し、フィルターの実行時間も増加します。小さいNeighborhoodSize
を指定して、精度と実行時間のバランスを調整します。
参照
[1] Tomasi, C., and R. Manduchi. "Bilateral Filtering for Gray and Color Images". Proceedings of the 1998 IEEE® International Conference on Computer Vision. Bombay, India. Jan 1998, pp. 836–846.
拡張機能
バージョン履歴
R2018a で導入参考
imdiffusefilt
| imgaussfilt
| imguidedfilter
| imfilter
| nlfilter
| locallapfilt
| imnlmfilt