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色のしきい値

カラー イメージのしきい値処理

説明

色のしきい値アプリでは、さまざまな色空間に基づいてカラー チャネルをしきい値処理してカラー イメージをセグメント化できます。このアプリを使用して、カラー イメージのバイナリ セグメンテーション マスクを作成できます。

色のしきい値は 4 つの色空間のセグメンテーションをサポートしています。それぞれの色空間で、このアプリは、イメージ、3 つのカラー チャネル、および 3 次元色空間のプロットにすべてのピクセルのカラー値を点として表示します。カラー チャネルの値をウィンドウ処理するか、イメージ内または 3 次元色空間のプロット内に ROI を描画することで、マスクに含まれている色を選択できます。アプリの使用例については、色のしきい値を使用したイメージのセグメント化とマスクの作成を参照してください。

色空間カラー チャネルしきい値処理のコントロール
RGB

Three histograms of the red, green, and blue pixel intensities

HSV

The circular hue colorwheel and two histograms of the saturation and value intensities

YCbCr

Three histograms of the Y, Cb, and Cr intensities

L*a*b*

Three histograms of the L*, a*, and b* intensities

Color Thresholder app

色のしきい値 アプリを開く

  • MATLAB® ツールストリップ: [アプリ] タブで [イメージ処理とコンピューター ビジョン] の下にある [色のしきい値] アプリ アイコンをクリックします。

  • MATLAB コマンド プロンプトから、プログラムでの使用で説明している構文で関数 colorThresholder を使用します。

プログラムでの使用

すべて展開する

colorThresholder は、色のしきい値を開きます。このアプリでは、さまざまな色空間で試行しながらカラー イメージのセグメンテーション マスクを作成することができます。

colorThresholder(im) は、色のしきい値を開き、イメージ im をアプリに読み込みます。

colorThresholder close は、色のしきい値アプリの開いているすべてのインスタンスを閉じます。

バージョン履歴

R2014a で導入