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bodeoptions

ボード線図オプションの一覧を作成する

構文

P = bodeoptions
P = bodeoptions('cstprefs')

説明

P = bodeoptions は、bodeplot で使用するプロット オプションの既定のセットを返します。これらのオプションを使用して、コマンド ラインからボード線図の外観をカスタマイズすることができます。同じ外観のプロットを生成するスクリプトを記述する場合、スクリプトを実行する MATLAB® セッションの設定にかかわらず、この構文が有用です。

P = bodeoptions('cstprefs') は、Control System および System Identification Toolbox の設定エディターで選択されたオプションでプロット オプションを初期化します。エディターの詳細については、Toolbox Preferences Editorを参照してください。プロット オプションを少しだけ変更し、その他は既定の設定を使用する場合、この構文が有用です。この構文を使用するスクリプトは、異なる設定のセッションで実行すると、異なる結果が生じる場合があります。

ボード線図オプションを次の表にまとめます。

オプション 説明
TitleXLabelYLabel

テキストとスタイルのラベル。次のフィールドをもつ構造体として指定。

  • String — ラベルのテキスト。文字ベクトルとして指定します (たとえば、'Amplitude')。

  • FontSize — 既定: 8

  • FontWeight既定: 'Normal'

  • Font Angle既定: 'Normal'

  • Color — 0 ~ 1 の範囲の RGB 値のベクトル。既定: [0,0,0]

  • Interpreter既定: 'tex'

TickLabel

目盛りラベルのスタイル。次のフィールドをもつ構造体として指定。

  • FontSize 既定: 8

  • FontWeight既定: 'Normal'

  • Font Angle既定: 'Normal'

  • Color — 0 ~ 1 の範囲の RGB 値のベクトル。既定: [0,0,0]

Gridグリッドの表示と非表示
次のいずれかの値として指定。'off' | 'on'
既定: 'off'
GridColorグリッド ラインの色
次のいずれかで指定します。範囲 [0,1] の RGB 値のベクトル | 色の名前の文字ベクトル | 'none'。たとえば黄色は、[1 1 0]'yellow''y' のいずれかとして指定します。
既定: [0.15,0.15,0.15]
XlimModeYlimMode軸の範囲モード。既定: 'auto'
XlimYlim 座標軸の範囲。[min,max] の形式の配列として指定。
IOGrouping 入出力ペアのグループ化
次のいずれかの値として指定。'none' |'inputs'|'outputs'|'all'
既定: 'none'
InputLabelsOutputLabels 入力と出力のラベルのスタイル
InputVisibleOutputVisible入力と出力のチャネルの可視化
ConfidenceRegionNumberSD

応答の信頼領域をプロットするために使用する標準偏差の数 (同定されたモデルのみ)。

既定: 1.

FreqUnits

周波数単位。以下のいずれかの値として指定。

  • 'Hz'

  • 'rad/second'

  • 'rpm'

  • 'kHz'

  • 'MHz'

  • 'GHz'

  • 'rad/nanosecond'

  • 'rad/microsecond'

  • 'rad/millisecond'

  • 'rad/minute'

  • 'rad/hour'

  • 'rad/day'

  • 'rad/week'

  • 'rad/month'

  • 'rad/year'

  • 'cycles/nanosecond'

  • 'cycles/microsecond'

  • 'cycles/millisecond'

  • 'cycles/hour'

  • 'cycles/day'

  • 'cycles/week'

  • 'cycles/month'

  • 'cycles/year'

FreqScale 周波数スケール
次のいずれかの値として指定。'linear' | 'log'
既定: 'log'
MagUnits ゲイン単位
次のいずれかの値として指定。'dB' | 'abs'
既定: 'dB'
MagScale ゲイン スケール
次のいずれかの値として指定。'linear' | 'log'
既定: 'linear'
MagVisibleゲイン プロットの可視化
次のいずれかの値として指定。'on' | 'off'
既定: 'on'
MagLowerLimMode ゲインの下限指定を有効化
次のいずれかの値として指定。'auto' | 'manual'
既定: 'auto'
MagLowerLimゲインの下限を指定
PhaseUnits 位相単位
次のいずれかの値として指定。'deg' | 'rad'
既定: 'deg'
PhaseVisible 位相プロットの可視化
次のいずれかの値として指定。'on' | 'off'
既定: 'on'
PhaseWrapping 位相のラッピングを有効化
次のいずれかの値として指定。'on' | 'off'
PhaseWrapping'on' に設定すると、PhaseWrappingBranch プロパティで指定された値で、プロットによって累積位相がラップされます。
既定: 'off'
PhaseWrappingBranchPhaseWrapping'on' に設定された場合に、プロットによって累積位相がラップされる位相値。
既定: –180 (位相は [–180º,180º) の範囲にラップ)
PhaseMatching 位相の一致を有効化
次のいずれかの値として指定。'on' | 'off'
既定: 'off'
PhaseMatchingFreq一致する位相に対する周波数
PhaseMatchingValue 位相応答がよく一致する値

すべて折りたたむ

位相プロットを抑制し、周波数の単位に既定のラジアン/秒ではなく Hz を使用するボード線図を作成します。それ以外は、プロットはツールボックス設定に保存されている設定を使用します。

最初に、ツールボックス設定に基づいてオプション セットを作成します。

opts = bodeoptions('cstprefs');

オプション セットのプロパティを変更します。

opts.PhaseVisible = 'off';
opts.FreqUnits = 'Hz';

このオプションを使用してプロットを作成します。

h = bodeplot(tf(1,[1,1]),opts);

独自のツールボックス設定によっては、得られるプロットはこのプロットの外観と異なる場合があります。明示的に設定したプロパティ (この例では、PhaseVisible および FreqUnits) のみが、ツールボックス設定をオーバーライドします。

タイトルに 14 ポイントの赤いテキストを使用するボード線図を作成します。このプロットは、それを生成する MATLAB セッションの設定にかかわらず、外観が同じになります。

最初に既定のオプション セットを作成します。

opts = bodeoptions;

オプション セットのプロパティを変更します。

opts.Title.FontSize = 14;
opts.Title.Color = [1 0 0];
opts.FreqUnits = 'Hz';

このオプションを使用してプロットを作成します。

h = bodeplot(tf(1,[1,1]),opts);

opts は固定のオプション セットで開始されるため、プロットの結果は MATLAB セッションのツールボックス設定とは独立したものになります。

R2012a で導入