TLM マッピングオプションの選択

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この例では次を使用します。

ASIC Testbench for HDL Verifier ASIC Testbench for HDL Verifier

[TLM Mapping]タブで、TLM コンポーネントのソケットとメモリマップの構成を選択します。Simulink^®モデルから生成された 1 つのソケットまたは 3 つのソケットを選択するか、IP-XACT ファイルを使用してカスタムソケットマップをインポートすることを選択できます。固定ソケット構成のいずれかを選択すると、追加のメモリマップオプションを指定できます。

ソケットマッピング

入力データ、出力データ、および制御用に 1 つの結合された TLM ソケットを使用することも、入力データ、出力データ、および制御用に 3 つの別個の TLM ソケットを選択して、ソケットを異なるバスに接続することもできます。あるいは、IP-XACT ファイルを使用してソケットマッピングをカスタマイズすることもできます。

One combined TLM socket for input data, output data, and control — このオプションを選択すると、生成されたメモリマップを構成するためのCombined TLM Socketパラメーターが表示されます。メモリマップ構成を参照してください。
Three separate TLM sockets for input data, output data, and control — このオプションを選択すると、3 つのソケットの個別のメモリマップパラメーターが表示されます。メモリマップ構成を参照してください。
Defined by imported IP-XACT file — プロンプトが表示されたら、IP-XACT ファイルのパスとファイル名を入力します。

IP-XACT ファイルの要件については、インポート用に IP-XACT ファイルを準備するを参照してください。
デフォルトでは、 Simulink信号にマップされたレジスターと信号ポートのみが、生成された TLM コンポーネントに実装されます。生成された TLM コンポーネントに IP-XACT ファイルのすべてのレジスタを含めるには、Generate code for unmapped IP_XACT registers/bitfieldsを選択します。生成された TLM コンポーネントに IP-XACT ファイルのすべての信号ポートを含めるには、Generate code for unmapped IP_XACT signal portsを選択します。
IP-XACT ファイルをインポートする場合、オプションで System C Modeling Library (SCML) と互換性のあるインターフェイスを生成できます。Implement memory map with SCML を選択します。SCML を使用したメモリマップの実装を参照してください。この機能を使用するには、 Synopsys^®から SCML をインストールする必要があります。

メモリマップ構成

ソケットごとに、ソケットマッピングタイプを選択します。Memory Map Typeで使用できるオプションの説明については、メモリマッピングを参照してください。

Auto-generated memory mapを選択すると、次の図に示すように、オプションが展開されてAuto-Generated Memory Map Typeセクションが含まれます。

シングル TLM ソケット	個別の TLM ソケット

各 TLM ソケットの自動生成メモリマップタイプを選択します。
- Single input and output address offsets — 単一アドレスの自動生成メモリマップを参照。
- Individual input and output address offsets — 個別アドレスを含む自動生成されたメモリマップを参照。
制御ソケット (個別または結合) については、次のいずれかのオプションを選択します。
- Include a command and status register in the memory map — レジスタと信号ポートを参照。
- Include a test and set register in the memory map — レジスタのテストと設定を参照。
- Include tunable parameter registers in the memory map —調整可能なパラメーターレジスタを使用すると、シミュレーション前またはシミュレーション中に TLM コンポーネントを調整できます。