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TLMコンパイルオプションを選択

TLM ジェネレーターは、生成されたコンポーネントとともに、共有ライブラリを構築するための makefile も生成します。コードを生成する前に、TLM Compilation タブのオプションを使用して makefile 属性を指定します。MATLAB® マシンとは異なるオペレーティング システムで実行する TLM コンポーネントを生成できます。makefile を実行するターゲット マシンのコンパイラ パラメータを指定します。

デフォルト値は環境変数です (例: $SYSTEMC_INC_PATH)。デフォルトの変数名を使用し、システムでこれらの環境変数を定義すると、通常は Simulink® モデルを更新せずにインストールを更新できます。

  • SystemC include path — SystemC インストール内の include フォルダーの場所を指定します。次に例を示します。

     /systemc-2.2.0/include
    または、デフォルトの環境変数を使用して、システムで $SYSTEMC_INC_PATH を定義します。

  • SystemC library path — SystemC インストール内のライブラリ フォルダーの場所を指定します。次に例を示します。

    /systemc-2.2.0/lib
    または、デフォルトの環境変数を使用して、システムで $SYSTEMC_LIB_PATH を定義します。

  • SystemC library name — SystemC インストール内の SystemC ライブラリの名前を指定します。次に例を示します。

    • Windows®: systemc.lib

    • Linux®: libsystemc.a

    または、デフォルトの環境変数を使用して、システムで $SYSTEMC_LIB_NAME を定義します。

  • TLM Include Path — TLM インストール内の include フォルダーの場所を指定します。次に例を示します。

    /tlm-2.0.1/include
    または、デフォルトの環境変数を使用して、システムで $TLM_INC_PATH を定義します。SystemC 2.2 以降、TLM ライブラリは SystemC に含まれています。したがって、このパスは $SYSTEMC_INC_PATH と同じになる可能性があります。

  • Operating System — MATLAB ホスト マシンとは異なるオペレーティング システム用の TLM コンポーネントを生成できます。Windows 64 または Linux 64 を選択します。Toolchain オプションは、ターゲット オペレーティング システムに応じて変わります。

  • ToolchainToolchain ドロップダウン リストからコンパイラを指定します。使用可能なオプションは、コンピューターにインストールされているコンパイラのバージョンです。デフォルトのオプションは、最後にインストールされたバージョンです。サポートされているコンパイラのリストについては、TLM生成要件 を参照してください。

TLM Mapping タブで Implement memory map with SCML を選択した場合は、これらの追加オプションを使用して SCML インストールの場所を指定します。

  • SCML include path — SCML インストール内の include フォルダーの場所を指定します。次に例を示します。

     /scml-2.2/include
    または、デフォルトの環境変数を使用して、システムで $SCML_INC_PATH を定義します。

  • SCML library path — SCML インストール内のライブラリ フォルダーの場所を指定します。次に例を示します。

    • Windows: /scml-2.2/lib/win64

    • Linux: /scml-2.2/lib/glnxa64

    または、デフォルトの環境変数を使用して、システムで $SCML_LIB_PATH を定義します。

  • SCML library name — SCML インストール内の SCML ライブラリの名前を指定します。次に例を示します。

    scml2-vs-11.0.lib
    または、デフォルトの環境変数を使用して、システムで $SCML_LIB_NAME を定義します。

  • SCML logging library name — SCML インストール内の SCML ロギング ライブラリの名前を指定します。次に例を示します。

    scml2_logging-vs-11.0.lib
    または、デフォルトの環境変数を使用して、システムで $SCML_LOGGING_LIB_NAME を定義します。

コンポーネントの命名

  • User-defined tag for TLM component namesTLM コンポーネント クラス名識別子に追加のテキストを追加します。ユーザー タグがどのように適用されるかについては、生成されたファイルを識別する を参照してください。

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