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シミュレーションのみのインデックス チェックを生成することで、範囲外アクセス エラーを非表示にする

配列インデックスが範囲外にならないようにするためにシミュレーション時に実行されるロジック

R2022a 以降

モデル コンフィギュレーション ペイン: グローバル設定 / 詳細設定

説明

配列インデックスが範囲外にならないようにするためにシミュレーション中に実行される追加のロジックを生成するかどうかを有効または無効にします。このオプションは、[言語] オプションが VHDL に設定されている場合にのみ使用できます。このオプションを有効にすると、シミュレーション時にプラグマを使用してチェックを実行する関数が生成されます。関数で配列が検出されると、関数パラメーターとして下限 (ゼロ) と上限 (配列のサイズ - 1) が設定された関数呼び出しが生成されます。

設定

off (既定値) | on

既定の設定: オフ

on

配列インデックスが範囲外にならないようにするためにシミュレーション中に実行される追加のロジックを生成します。

off

配列インデックスが範囲外にならないようにするためにシミュレーション中に実行される追加のロジックを生成しません。

ヒント

このプロパティを設定するには、関数 hdlset_param または makehdl を使用します。プロパティの値を表示するには、関数 hdlget_param を使用します。

たとえば、次のいずれかの方法を使用して sfir_fixed モデル内の symmetric_fir サブシステムの HDL コードを生成する際にこのプロパティを指定できます。

  • hdlset_param を使用してモデルのパラメーターを設定する。次に、関数 makehdl を使用して HDL コードを生成する。

    hdlset_param('sfir_fixed','SimIndexCheck','on')
    makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir')

  • プロパティを引数として関数 makehdl に渡す。

    makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir','SimIndexCheck','on')

推奨設定

推奨設定なし。

プログラムでの使用

パラメーター: SimIndexCheck
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

バージョン履歴

R2022a で導入