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メモリ モード
CPU メモリおよび GPU グローバル メモリ用のメモリ割り当てモード
モデル コンフィギュレーション ペイン: コード生成 / GPU コード
説明
[メモリ モード] パラメーターは、生成された CUDA® コードで使用するメモリ割り当て (malloc
) モードを指定します。
依存関係
このパラメーターには GPU Coder™ のライセンスが必要です。
このパラメーターを有効にするには、[コード生成] ペインの [GPU コードの生成] を選択します。
設定
discrete (既定値) | unified
discrete
生成コードでは、CPU と GPU 間でのデータ転送に
cudaMalloc
API が使用されます。プログラマの観点から見ると、この離散モードでは、個別の CPU および GPU のグローバル メモリ アドレス空間を使う従来のメモリ アーキテクチャが使用されます。
unified
生成コードでは、共有 (統合) された CPU および GPU グローバル メモリ アドレス空間を使う
cudaMallocManaged
API が使用されます。このオプションは、NVIDIA® 組み込みターゲットの場合にのみ適用されます。詳細については、ホストでの unified メモリ割り当てモードのサポートの廃止を参照してください。
推奨設定
用途 | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | 影響なし |
プログラムでの使用
パラメーター: GPUMallocMode |
型: 文字ベクトル |
値: 'discrete' | 'unified' |
既定値: 'discrete' |
バージョン履歴
R2020b で導入参考
トピック
- モデル コンフィギュレーション パラメーター: GPU コード (Simulink Coder)
- GPU Coder を使用した Simulink モデルからのコード生成