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list

開始点をリストする

構文

points = list(tpoints)

points = list(rs,problem)

説明

points = list(tpoints) は、tpoints CustomStartPointSet オブジェクト内のポイントを返します。

points = list(rs,problem) は、rs RandomStartPointSet オブジェクトと problem によって記述されるポイントを生成して返します。

例

CustomStartPointSet の作成

64 個の 3 次元ポイントを持つ CustomStartPointSet オブジェクトを作成します。

[x,y,z] = meshgrid(1:4);
ptmatrix = [x(:),y(:),z(:)] + [10,20,30];
tpoints = CustomStartPointSet(ptmatrix);

tpoints は、CustomStartPointSet オブジェクトに含まれる ptmatrix 行列です。

list を使用して、tpoints オブジェクトから元の行列を抽出します。

tpts = list(tpoints);

tpts 出力が ptmatrix と同一であることを確認します。

isequal(ptmatrix,tpts)

ans = logical
   1

RandomStartPointSet の作成

40 ポイントで RandomStartPointSet オブジェクトを作成します。

rs = RandomStartPointSet(NumStartPoints=40);

3 次元変数、下限 0、上限 [10,20,30] を持つ問題を作成します。

problem = createOptimProblem("fmincon",x0=rand(3,1),lb=zeros(3,1),ub=[10,20,30]);

問題に一致する 40 個のポイントのランダム セットを生成します。

points = list(rs,problem);

生成された最大および最小のコンポーネントを調べます。

largest = max(max(points))

largest = 
29.8840

smallest = min(min(points))

smallest = 
0.1390

入力引数

tpoints — スタート地点

CustomStartPointSet オブジェクト

開始点は、CustomStartPointSet オブジェクトとして指定されます。list は、各行が 1 つの開始点である行列に点を抽出します。

例: tpoints = CustomStartPointSet([1:5;4:8].^2)

rs — スタートポイントの説明

RandomStartPointSet オブジェクト

開始点の説明。RandomStartPointSet オブジェクトとして指定されます。list は、rs の NumStartPoints (ポイントの数) および ArtificialBound (人工境界) プロパティを使用して開始点を生成します。list は、problem の x0 フィールドを使用して、開始点の変数の数を決定します。list は、次のように problem の境界を使用します。

• list は境界内に均一にポイントを生成します。

• コンポーネントに境界がない場合、list は下限として -ArtificialBound を、上限として ArtificialBound を使用します。

• コンポーネントに下限 lb があり、上限がない場合は、list は上限として lb + 2*ArtificialBound を使用します。

• 同様に、コンポーネントに上限 ub があり、下限がない場合は、list は下限として ub - 2*ArtificialBound を使用します。

problem — 問題の説明

問題構造

問題の構造として指定された問題の説明。createOptimProblem を使用して問題構造を作成します。list は、rs で説明されているように、problem の下限と上限のみを使用し、problem の x0 フィールドを使用して変数の数を決定します。

データ型: struct

出力引数

points — スタート地点

k 行 n 列の行列

開始点は、k 行 n 列の行列として返されます。行列の各行は 1 つの開始点を表します。

• CustomStartPointSet をリストすると、k は NumStartPoints プロパティになり、n は StartPointsDimension プロパティになります。

• RandomStartPointSet をリストすると、k は NumStartPoints プロパティになり、n は problem 構造の x0 フィールドから推論されます。

バージョン履歴

R2010a で導入

参考

CustomStartPointSet | RandomStartPointSet | MultiStart

トピック

• GlobalSearchとMultiStartのワークフロー