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RandomStartPointSet

ランダムな開始点

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説明

RandomStartPointSet オブジェクトは、MultiStart で使用するための疑似ランダム ポイントのセットを生成する方法を記述します。RandomStartPointSet オブジェクトにはポイントが含まれません。MultiStart を実行するとき、または list 関数を使用するときにポイントを生成するためのパラメーターが含まれています。

作成

構文

rs = RandomStartPointSet
rs = RandomStartPointSet(PropertyName=Value)
rs = RandomStartPointSet(oldrs,PropertyName=Value)

説明

rs = RandomStartPointSet は既定の RandomStartPointSet オブジェクトを作成します。

例

rs = RandomStartPointSet(PropertyName=Value) は RandomStartPointSet オブジェクトのプロパティを設定します。たとえば、rs = RandomStartPointSet(NumStartPoints=50) は、デフォルトの 10 個ではなく 50 個の開始点を使用するオブジェクトを作成します。

例

rs = RandomStartPointSet(oldrs,PropertyName=Value) は oldrs RandomStartPointSet オブジェクトのコピーを作成し、rs のプロパティを設定します。

例

入力引数

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更新する開始点の説明。既存の RandomStartPointSet オブジェクトとして指定されます。

出力引数

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ランダム開始ポイントの説明。RandomStartPointSet オブジェクトとして返されます。説明 rs により、MultiStart と list が開始点を作成できるようになります。

プロパティ

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非有界のコンポーネントのデフォルトの境界の絶対値。正のスカラーとして指定されます。

例: 1e2

データ型: double

開始点の数。正の整数として指定します。

例: 40

データ型: double

オブジェクト関数

list開始点をリストする

例

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ライブ スクリプトを開く

デフォルトの RandomStartPointSet オブジェクトを作成します。

rs = RandomStartPointSet
rs = 
  RandomStartPointSet with properties:

     NumStartPoints: 10
    ArtificialBound: 1000
ライブ スクリプトを開く

40 ポイントで RandomStartPointSet オブジェクトを作成します。

rs = RandomStartPointSet(NumStartPoints=40);

3 次元変数、下限 0、上限 [10,20,30] を持つ問題を作成します。

problem = createOptimProblem("fmincon",x0=rand(3,1),lb=zeros(3,1),ub=[10,20,30]);

問題に一致する 40 個のポイントのランダム セットを生成します。

points = list(rs,problem);

生成された最大および最小のコンポーネントを調べます。

largest = max(max(points))
largest = 
29.8840

smallest = min(min(points))
smallest = 
0.1390
ライブ スクリプトを開く

50 ポイントを生成する RandomStartPointSet オブジェクトを作成します。

rs = RandomStartPointSet(NumStartPoints=50)
rs = 
  RandomStartPointSet with properties:

     NumStartPoints: 50
    ArtificialBound: 1000

rs を更新して、100 ポイントと 1e4 の人工境界を使用します。

rs = RandomStartPointSet(rs,NumStartPoints=100,ArtificialBound=1e4)
rs = 
  RandomStartPointSet with properties:

     NumStartPoints: 100
    ArtificialBound: 10000

ドット表記を使用してプロパティを更新することもできます。

rs.ArtificialBound = 500
rs = 
  RandomStartPointSet with properties:

     NumStartPoints: 100
    ArtificialBound: 500

バージョン履歴

R2010a で導入

参考

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トピック