コード構成パラメーターの対話的な指定
コード生成構成オブジェクトをコマンド ラインで作成した後、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスを使用してオブジェクトのプロパティを対話的に変更できます。構成オブジェクトを使用してコード生成プロセスを構成する方法の詳細については、コード生成およびビルド設定の構成 (MATLAB Coder)を参照してください。
ダイアログ ボックスを使用した構成オブジェクトの作成と変更
コマンド ラインで構成オブジェクトを作成します。コード生成およびビルド設定の構成 (MATLAB Coder)を参照してください。
たとえば、MEX コードの生成用の
coder.mexconfig構成オブジェクトを作成するには、以下のようにします。mexcfg = coder.mexconfig
次のいずれかの方法でプロパティ ダイアログ ボックスを開きます。
MATLAB® ワークスペースで、構成オブジェクト変数をダブルクリックします。
MATLAB コマンド プロンプトで、構成オブジェクト変数を渡して
openコマンドを実行します。open mexcfg
ダイアログ ボックスで、必要に応じて構成パラメーターを変更します。
[コード生成設定] ダイアログ ボックスの追加機能
コード構成パラメーターを対話形式で簡単に変更できるようにするために、[コード生成設定] ダイアログ ボックスには次の機能が用意されています。
検索:文字列を検索するときに、すべての設定カテゴリでフィルター処理された結果を表示できます。設定名、設定のオプション名、またはツールヒントに含まれる文字列を検索できます。

有用なツールヒント:個々の設定のツールヒントには、対応する構成オブジェクトのプロパティ名、そのプロパティの [ヘルプ] リンク、そのプロパティを使用する際に必要な追加製品の名前が含まれます。プロパティが無効化されている場合、ツールヒントには、このプロパティを有効化するために設定しなければならない他のプロパティへのリンクも含まれます。ツールヒントで直接変更できます。

値が既定でない設定:ダイアログ ボックスでは、値が既定でない設定は太字フォントで表示されます。こうした設定をリセットして既定値に戻すには、ツールヒントの [リセット] ボタンをクリックします。
[MISRA 準拠] ペイン:Embedded Coder® 機能を有効にしてスタンドアロン コードを生成する場合は、[MISRA 準拠] ペインに、生成コードの MISRA™ 準拠に影響を与える可能性がある設定が表示されます。これらすべての設定を推奨値に設定するには、[推奨値に設定する] をクリックします。
Generate C/C++ Code with Improved MISRA and AUTOSAR Compliance (Embedded Coder)を参照してください。
等価なスクリプトの生成:カテゴリのリストの下部にある [スクリプト] ボタンをクリックすることで、現在の設定を生成するコマンド ライン スクリプトを表示できます。[構成] ボタンをクリックすることで、スクリプト モードを対話モードに戻すことができます。

参考
coder.config (MATLAB Coder) | coder.MexCodeConfig (MATLAB Coder) | coder.CodeConfig (MATLAB Coder) | coder.EmbeddedCodeConfig (MATLAB Coder) | coder.DeepLearningCodeConfig (MATLAB Coder) | coder.mexconfig
トピック
- コード生成およびビルド設定の構成 (MATLAB Coder)
- MATLAB Coder を使用したコード生成の概要 (MATLAB Coder)