fixed.Quantizer
固定小数点数の量子化
説明
fixed.Quantizer オブジェクトは、量子化に使用するデータ型プロパティを記述します。fixed.Quantizer オブジェクトを作成した後、quantize を使用して fi の値を量子化します。
作成
構文
説明
は、q = fixed.Quantizerq の固定小数点の設定を使用して、固定小数点数を量子化する量子化器オブジェクト q を作成します。
は、q = fixed.Quantizer(nt,rm,oa)numerictype nt、丸め手法 rm、およびオーバーフロー アクション oa をもつ固定小数点の量子化器オブジェクトを作成します。
numerictype、丸め手法およびオーバーフロー アクションは、量子化中にのみ適用されます。出力 q に fimath は付加されません。
は、1 つ以上の q = fixed.Quantizer(Name,Value)Name,Value の引数のプロパティで指定されたプロパティ オプションをもつ量子化器オブジェクトを作成します。
入力引数
プロパティ
オブジェクト関数
quantize | fixed.Quantizer オブジェクトを使用した fi の値の量子化 |
例
詳細
ヒント
量子化器オブジェクト
qの固定小数点の設定を使用し、y = quantize(q,x)で入力配列xを量子化します。xには、ブール値以外の任意の固定小数点fi数を指定できます。xがスケーリングされた double の場合、xとyのデータは同じになりますが、yは固定小数点の設定をもつことになります。xが double または single の場合、y = xです。この機能により、量子化器が存在する場合、浮動小数点データ型および fi オブジェクトに対して同一のコードを共有できます。n = numerictype(q)を使用して、量子化器オブジェクトqの現在の設定に対するnumerictypeを取得します。clone(q)を使用して、qと同じプロパティ値をもつ量子化器オブジェクトを作成します。
拡張機能
バージョン履歴
R2011b で導入参考
quantize | fi | numerictype