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DataTypeWorkflow.VerificationResult

システムの固定小数点への変換後の結果の検証

説明

DataTypeWorkflow.VerificationResult オブジェクトにはシステムを固定小数点に変換した後の結果が含まれています。この検証結果オブジェクトは、変換が成功したかどうかを示します。変換中に使用された DataTypeWorkflow.ProposalSettings オブジェクトで指定された許容誤差に基づいています。

作成

説明

verificationResult = verify(converter,BaselineRunName,RunName) は、DataTypeWorkflow.Converter オブジェクト converter で指定されたシステムをシミュレートし、実行情報を新しい実行 RunName に格納します。ベースライン実行と検証実行を比較する DataTypeWorkflow.VerificationResult オブジェクトを返します。

DataTypeWorkflow.Converter オブジェクトには BaselineRunName で指定された実行からのインストルメンテーション データと、関連付けられた DataTypeWorkflow.ProposalSettings オブジェクトで指定された許容誤差が含まれています。ソフトウェアは、ProposalSettings オブジェクトで指定された許容誤差を使用して、検証実行の動作が許容可能かどうかを判別します。

プロパティ

すべて展開する

組み込みシミュレーション中に作成する検証実行の名前。文字ベクトルとして指定します。

例: verificationResult.RunName

データ型: char

比較対象とするベースライン実行。文字ベクトルとして指定します。

例: verificationResult.BaselineRunName

データ型: char

検証実行が指定された許容誤差を満たすかどうか。PassWarn、または Fail として返されます。さらに詳しくは、explore を使用してシミュレーション データ インスペクターでログ データを表示します。

ステータス説明
Pass関連付けられた ProposalSettings オブジェクトについて指定された許容誤差をもつすべての信号が、検証実行で、指定された許容誤差内にある。
Fail関連付けられた ProposalSettings オブジェクトについて指定された許容誤差をもつ 1 つ以上の信号が、検証実行で、指定された許容誤差内にない。

例: verificationResult.Status

データ型: char

オブジェクト関数

exploreベースラインと固定小数点実装との比較の確認

バージョン履歴

R2019a で導入