coder.screener
関数がコード生成に適しているかどうか判別
構文
説明
coder.screener( は、エントリポイント MATLAB® 関数 fcn)fcn を解析し、コード生成の準拠問題として、サポートされない関数および言語機能を特定します。コード生成の準拠問題は準備状態のレポートに表示されます。
fcn が MathWorks® 関数以外の関数 (MATLAB の組み込み関数とツールボックス関数) を直接的または間接的に呼び出すと、coder.screener でそれらの関数が解析されます。MathWorks 関数は解析されません。
coder.screener がすべてのコード生成の問題を検出できるとは限りません。状況によっては、coder.screener が誤ったエラーをレポートする場合があります。
コード生成の問題の不検出や誤ったエラーの検出を回避するには、コードを生成する前に、追加のチェックを実行して MATLAB コードがコード生成に適していることを確認します。
coder.screenerを使用する前に、コード アナライザーにより特定される問題を修正してください。coder.screenerを使用した後、MEX 関数を生成して検証することで MATLAB コードがコード生成に適していることを確認してから C/C++ コードを生成してください。
関数 coder.screener はコード ジェネレーターが外部関数として扱う関数はレポートしません。このような関数の例として、plot、disp、および figure が挙げられます。MATLAB エンジンを使用した固定小数点アルゴリズムの高速化時における関数呼び出しの実行を参照してください。
coder.screener( は、エントリポイント MATLAB 関数 fcn,'-gpu')fcn を解析し、GPU コード生成でサポートされない関数および言語機能を特定します。
coder.screener( は複数のエントリポイント MATLAB 関数を解析します。fcn_1,...,fcn_n)
は info = coder.screener(___)coder.ScreenerInfo オブジェクトを返します。そのオブジェクトのプロパティにはコード生成の準備状態の解析結果が含まれます。info を使用してコード生成の準備状態の結果にプログラムによりアクセスします。プロパティの一覧については、coder.ScreenerInfo Properties (MATLAB Coder) を参照してください。
例
入力引数
代替方法
代わりに、コード生成の準備状態ツールを実行するには、コード生成の準備状態をチェックするファイルをブラウザーで右クリックし、[コード生成の準備状態をチェック] を選択できます。
バージョン履歴
R2012b で導入
