コード置換ライブラリの要件の特定
コード置換ライブラリとは
コード置換ライブラリは、Simulink® モデルから生成される C または C++ コードや特定のターゲット用の MATLAB® コードの最適化を定義します。コード置換ライブラリを使用して、モデルまたは MATLAB コード内の指定した関数を最適化された実装に置き換えるようにコード ジェネレーターを構成できます。
コード置換ライブラリで最適化できる関数
コード置換ライブラリを使用すると、Simulink モデルまたは MATLAB コードのいずれかで定義された関数のパフォーマンスを最適化できます。最適化が可能な関数については、Code You Can Replace From Simulink ModelsおよびCode You Can Replace from MATLAB Codeを参照してください。
コード置換ライブラリの開発方法
コード置換ライブラリは、コード置換ツール (crtool) を使用して対話形式で開発するか、MATLAB プログラミング インターフェイスを使用してプログラムで開発できます。コード置換ツールは迅速かつ簡単で最初のライブラリ開発に適しており、MATLAB プログラミング インターフェイスはカスタマイズと制御のオプションが豊富です。使用する方法を決めるには、次の使用例を参考にしてください。
対話形式による方法:
コード置換ライブラリの最初の開発
ラピッド プロトタイピング
プログラムによる方法:
コード置換ツールで使用できないコード置換属性の指定
コピー、貼り付け、編集によるコード置換ライブラリのエントリの作成と変更
コピーと貼り付けによる登録ファイルの内容の変更
基本的な要件の特定
コード置換ライブラリを使用して最適化するモデルまたは MATLAB コードはどれか?
モデルまたは MATLAB コード内の置換する関数および演算はどれか? 置換するそれぞれの関数または演算のシグネチャはどれか?
コード ジェネレーターに提供する必要があるビルド ファイル (ソース、ヘッダー、オブジェクト) はどれか?