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信号のサンプリングとホールド

Sample and Holdブロックを使用して、トリガー イベントが発生した場合に入力信号をサンプリングし、次のトリガー イベントまでその値を保持します。トリガー イベントは次のいずれかです。

  • 立ち上がりエッジ - 負の値またはゼロから正の値。

  • 立ち下がりエッジ - 正の値またはゼロから負の値。

  • 両エッジ - 負の値またはゼロから正の値、および正の値またはゼロから負の値。

モデルを開く

このモデルには、3 種類のトリガー イベントを受け入れる 3 つの "Sample and Hold" ブロックが含まれています。入力信号は、振幅 1、周波数 8 rad/sec の連続時間正弦波です。トリガー信号は、振幅 0.5、周波数 1 Hz の矩形波です。

モデルの実行

モデルを実行すると、Time Scopeブロックが最初のプロットにソース信号とトリガー信号を表示します。残り 3 つのプロットで、サンプルとホールドの 3 つの出力を確認できます。

3 つの "Sample and Hold" ブロックの [初期条件] パラメーターはすべて 0 に設定されています。そのため、3 つの出力プロットは値 0 から始まります。最初のトリガーは、0.5 秒の時点で発生する立ち上がりエッジです。1 番目と 3 番目の出力は、その時点の入力正弦波の値まで下がることでこのトリガーに応答します。この入力値は、次のそれぞれのトリガー イベントが発生するまで保持されます。2 番目の出力プロットは、1 秒の時点で発生する最初の立ち下がりエッジに応答します。1 秒の時点で、2 番目の出力プロットがその時点の正弦波の値である 1 にジャンプします。この値は、次の立ち下がりエッジ イベントが発生する 2 秒の時点まで保持されます。その後、2 番目のプロットの出力がその時点の正弦波の値まで下がります。この値は次のトリガー イベントが発生するまで保持されます。

参考

ブロック