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Pseudoinverse
Moore-Penrose 疑似逆行列の計算
ライブラリ
Math Functions / Matrices and Linear Algebra / Matrix Inverses
dspinverses
説明
Pseudoinverse ブロックは、入力行列 A の Moore-Penrose 疑似逆行列を計算します。
[U,S,V] = svd(A,0) % Equivalent MATLAB code
次のように、A の疑似逆行列は行列 となります。
ここで、U と V は直交行列、S は対角行列です。疑似逆行列は次のプロパティをもちます。
パラメーター
- エラー ステータス端子 (E) を表示
収束の失敗をレポートする E 出力端子を有効にする場合に選択します。この端子では、次の値を取得できます。
0
— 疑似逆行列の計算が収束します。1
— 疑似逆行列の計算が収束しません。
疑似逆行列の計算が収束しなかった場合、端子 x の出力は、正しいサイズの未定義の行列となります。
- シミュレーション実行方法
実行するシミュレーションのタイプ。このパラメーターは以下のように設定できます。
インタープリター型実行
(既定)MATLAB® インタープリターを使用してモデルをシミュレートします。このオプションで起動時間が短くなります。このブロックの場合、このモードのシミュレーション速度は
[コード生成]
のシミュレーション速度よりも速くなります。コード生成
生成された C コードを使用してモデルをシミュレートします。シミュレーションの初回実行時、Simulink® は対象ブロックの C コードを生成します。この C コードは、モデルが変更されない限り以降のシミュレーションで再利用されます。このオプションを使用すると、起動時間は長くなりますが、後続のシミュレーションでのシミュレーション速度が速くなります。
参考文献
Golub, G. H., and C. F. Van Loan. Matrix Computations. 3rd ed. Baltimore, MD: Cambridge University Press, 1996.
サポートされているデータ型
端子 | サポートされているデータ型 |
---|---|
A |
|
X |
|
E |
|
参考
Cholesky Inverse | DSP System Toolbox |
LDL Inverse | DSP System Toolbox |
LU Inverse | DSP System Toolbox |
Singular Value Decomposition | DSP System Toolbox |
inv | MATLAB |
関連情報については、Matrix Inversesを参照してください。
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入