dsp.ZeroCrossingDetector
ゼロクロッシングの検出
説明
dsp.ZeroCrossingDetector
System object™ は、信号がゼロを横切るまたは符号を変更する回数をカウントします。特定のチャネルの信号がゼロを横切るかどうかを検出するために、オブジェクトは次の条件を探します。ここで、xi-l は現在の信号値であり、xi-1 は前の信号値です。
xi < 0 および xi-1 > 0
xi > 0 および xi-1 < 0
ある正の整数値 L の場合は、xi < 0、xi-l = 0、および xi-L-1 > 0 です。ここで、 です。
ある正の整数値 L の場合、xi > 0、xi-l = 0、および xi-L-1 < 0 です。ここで、 です。
最初の入力値の場合、xi-1 と xi-2 はゼロです。
信号がゼロを横切るまたは符号を変更する回数をカウントするには、次のようにします。
dsp.ZeroCrossingDetector オブジェクトを作成します。
関数と同様に、引数を指定してオブジェクトを呼び出します。
System object の機能の詳細については、System object とはを参照してください。
作成
説明
は、信号がゼロを横切る回数を計算するゼロクロッシング検出オブジェクトを返します。zcd
= dsp.ZeroCrossingDetector
使用法
入力引数
出力引数
オブジェクト関数
オブジェクト関数を使用するには、System object を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj
という名前の System object のシステム リソースを解放するには、次の構文を使用します。
release(obj)
例
拡張機能
バージョン履歴
R2012a で導入