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mae

平均絶対誤差性能関数

説明

ヒント

深層学習で平均絶対誤差を使用するには、trainnet 関数を使用して損失関数を "mae" に設定するか、dlarray オブジェクトに対して l1loss 関数を使用します。

perf = mae(E,Y,X) は、誤差ベクトルの行列または cell 配列 E、およびオプションで出力ベクトルの行列または cell 配列 Y、すべての重み値とバイアス値のベクトルの行列または cell 配列 X を取り、ネットワーク性能 perf を絶対誤差の平均として返します。

dPerf_dx = mae('dx',E,Y,X,perf) は、X に対する perf の微分を返します。

info = mae('code') は、次の各 code 文字ベクトルに関する有用な情報を返します。

  • mae('name') は、この関数の名前を返します。

  • mae('pnames') は、学習パラメーターの名前を返します。

  • mae('pdefaults') は、既定の関数パラメーターを返します。

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この例では、絶対誤差の平均としてネットワーク性能を計算する方法を示します。

パーセプトロンを作成し、1 つの入力と 1 つのニューロンを持つように構成します。

net = perceptron;
net = configure(net,0,0);

ネットワークには入力のバッチ P が指定されます。ターゲット T から出力 A を引いて誤差が計算されます。次に、平均絶対誤差が計算されます。

p = [-10 -5 0 5 10];
t = [0 0 1 1 1];
y = net(p)
e = t-y
perf = mae(e)

mae は 1 つの引数のみで呼び出せることに注意してください。これは、他の引数が無視されるためです。mae は、これらの引数が標準的な性能関数の引数リストに準拠するようにサポートします。

入力引数

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誤差。ベクトル、行列、または cell 配列として指定します。

ネットワークの出力。ベクトル、行列、または cell 配列として指定します。

重みとバイアスの値。ベクトルとして指定します。

出力引数

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絶対誤差の平均としてのネットワーク性能。スカラーとして返されます。

X に対する perf の微分。スカラーとして返されます。

詳細

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バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

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