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stepDataOptions

(非推奨) step コマンドのオプション

    stepDataOptions は推奨されません。代わりに RespConfig を使用してください。

    説明

    opt = stepDataOptions は、step の既定のオプションを作成します。

    opt = stepDataOptions(Name,Value) は、1 つ以上の Name,Value ペア引数により指定されるオプションをもつオプション セットを作成します。

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    伝達関数モデルを作成します。

    sys = tf(1,[1,1]);

    step のオプション セットを作成して、入力オフセットおよびステップ振幅レベルを指定します。

    opt = stepDataOptions('InputOffset',-1,'StepAmplitude',2);

    指定したオプションを使用してステップ応答を計算します。

    [y,t] = step(sys,opt);

    入力引数

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    名前と値の引数

    引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に表示されなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

    R2021a より前では、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。

    例: ...,'InputOffset',2

    入力信号のオフセット レベル。次の図に示すように、すべての時間 t < 0 で 'InputOffset' とスカラーで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

    入力信号のオフセット レベルの変更。'StepAmplitude' とスカラーで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。これは前の図で示されているように、時間 t = 0 で発生します。

    出力引数

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    step コマンドのオプション。step オプション セットとして返されます。

    バージョン履歴

    R2012a で導入

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    R2023a: stepDataOptions は非推奨

    R2023a 以降では、stepDataOptions は推奨されません。step コマンドの応答の構成を指定するには、代わりに RespConfig を使用してください。

    stepDataOptions でオプション セットを作成して InputOffset プロパティおよび Amplitude プロパティを指定すると、代わりに RespConfig オブジェクトがソフトウェアで作成され、それらのプロパティが設定されるようになっています。RespConfig の残りのプロパティは既定値に設定されます。

    参考