プログラムによる調整

コマンドラインでの制御システムの調整

コマンドラインで systune コマンドを使用して制御システムを調整できます。次のいずれかの処理を行います。

調整可能なコントローラー要素の制御設計ブロックを使用して、MATLAB^® でシステムをモデル化。
Simulink^® でシステムをモデル化し、slTuner インターフェイスを使用してモデルを調整用に構成 (Simulink Control Design™ ソフトウェアが必要)。

調整目標のライブラリによって、高位の設計要件を高速自動調整に適した形で捉えることが可能です。このライブラリには、設定値追従、外乱の抑制、ループ形状、閉ループ減衰、安定余裕といった、標準の制御目的が含まれています。

注目の例

systune を使用して、シンプルなアプリケーション用に構成されたコントローラーを調整する。

コマンドラインで systune または looptune を使用して、Simulink でモデル化された制御システムを自動的に調整する。

この例では、looptune を使用して、6-DOF ロボットアームマニピュレーターのマルチループコントローラーを調整する方法を説明します。

systune を使用してループフィルターのコンポーネントを調整し、位相同期回路システムのループ帯域幅を改善します。

電圧モード昇圧コンバーター用フィードバックアンプを設計する。