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compiler.package.InstallerOptions

MATLAB Compiler パッケージ インストーラーの作成オプション

説明

opts = compiler.package.InstallerOptions(results) は、関数 compiler.build から生成された compiler.build.Results オブジェクト results を使用して、既定の InstallerOptions オブジェクト opts を作成します。InstallerOptions オブジェクトは、関数 compiler.package.installer に入力として渡されます。

opts = compiler.package.InstallerOptions(results,Name,Value) は、compiler.build.Results オブジェクト results と、名前と値の引数を 1 つ以上使用して指定した追加オプションを使って、InstallerOptions オブジェクト opts を作成します。InstallerOptions オブジェクトは、関数 compiler.package.installer に入力として渡されます。

opts = compiler.package.InstallerOptions('ApplicationName',appName) は、appName で指定されたアプリケーション名を使用して、既定の InstallerOptions オブジェクト opts を作成します。InstallerOptions オブジェクトは、関数 compiler.package.installer に入力として渡されます。

opts = compiler.package.InstallerOptions('ApplicationName',appName,Name,Value) は、appName で指定されたアプリケーション名と、名前と値の引数で指定された追加のカスタマイズを使って、InstallerOptions オブジェクト opts を作成します。InstallerOptions オブジェクトは、関数 compiler.package.installer に入力として渡されます。

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関数 compiler.build.standaloneApplication からの結果と、名前と値の引数として指定された追加オプションを使用して、InstallerOptions オブジェクトを作成します。

この例では、matlabroot\extern\examples\compiler にあるファイル magicsquare.m を使用してスタンドアロン アプリケーションをビルドします。

appFile = fullfile(matlabroot,'extern','examples','compiler','magicsquare.m');
results = compiler.build.standaloneApplication(appFile)
results = 

  Results with properties:

            BuildType: 'standaloneApplication'
                Files: {2×1 cell}
              Options: [1×1 compiler.build.StandaloneApplicationOptions]
opts = compiler.package.InstallerOptions(results,'AuthorName','Frog')
opts = 

  InstallerOptions with properties:

           RuntimeDelivery: 'web'
           InstallerSplash: 'C:\Program Files\MATLAB\R2022b\toolbox\toolbox\compiler\packagingResources\default_splash.png'
             InstallerIcon: 'C:\Program Files\MATLAB\R2022b\toolbox\compiler\packagingResources\default_icon_48.png'
             InstallerLogo: 'C:\Program Files\MATLAB\R2022b\toolbox\compiler\packagingResources\default_logo.png'
                AuthorName: 'Frog'
               AuthorEmail: ''
             AuthorCompany: ''
                   Summary: ''
               Description: ''
         InstallationNotes: ''
                  Shortcut: ''
                   Version: ''
             InstallerName: 'MyAppInstaller'
           ApplicationName: 'magicsquare'
                 OutputDir: '.\magicsquare'
    DefaultInstallationDir: 'C:\Program Files\magicsquare'

ドット表記を使用して、既存の InstallerOptions オブジェクトのプロパティ値を変更することができます。たとえば、インストーラー名を MyMagicInstaller に設定します。

opts.InstallerName = 'MyMagicInstaller'

スタンドアロン アプリケーションのインストーラーを作成するには、Results オブジェクトと InstallerOptions オブジェクトを関数 compiler.package.installer への入力として使用します。

compiler.package.installer(results,'Options',opts);
関数は、magicsquareinstaller というフォルダー内に MyMagicInstaller.exe というインストーラーを生成します。

アプリケーション名と、名前と値の引数として指定された追加オプションを使って InstallerOptions オブジェクトを作成します。

opts = compiler.package.InstallerOptions('ApplicationName','MagicSquare_Generator',...
    'AuthorCompany','Boston Common',...
    'AuthorName','Frog',...
    'InstallerName','MagicSquare_Installer',...
    'Summary','Generates a magic square.')
opts = 

  InstallerOptions with properties:

           RuntimeDelivery: 'web'
           InstallerSplash: 'C:\Program Files\MATLAB\R2022b\toolbox\toolbox\compiler\packagingResources\default_splash.png'
             InstallerIcon: 'C:\Program Files\MATLAB\R2022b\toolbox\compiler\packagingResources\default_icon_48.png'
             InstallerLogo: 'C:\Program Files\MATLAB\R2022b\toolbox\compiler\packagingResources\default_logo.png'
                AuthorName: 'Frog'
               AuthorEmail: ''
             AuthorCompany: 'Boston Common'
                   Summary: 'Generates a magic square.'
               Description: ''
         InstallationNotes: ''
                  Shortcut: ''
                   Version: '1.0'
             InstallerName: 'MagicSquare_Installer'
           ApplicationName: 'MagicSquare_Generator'
                 OutputDir: '.\MagicSquare_Generator'
    DefaultInstallationDir: 'C:\Program Files\MagicSquare_Generator'

ドット表記を使用して、既存の InstallerOptions オブジェクトのプロパティ値を変更することができます。たとえば、インストール メモを Windows installer に設定します。

opts.InstallationNotes = 'Windows installer'

入力引数

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ビルド結果。compiler.build.Results オブジェクトとして指定します。関数 compiler.build からの出力を保存することで、Results オブジェクトを作成します。

インストールされるアプリケーションの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'MagicSquare_Generator'

データ型: char | string

名前と値の引数

オプションのペアの引数を Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定する必要がありますが、ペアの順序は考慮されません。

R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'Version','9.5' は、インストールされているアプリケーションのバージョンを指定します。

インストールされるアプリケーションの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'MagicSquare_Generator'

データ型: char | string

アプリケーションを作成した会社名。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'Boston Common'

データ型: char | string

アプリケーション作成者の電子メール アドレス。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'frog@bostoncommon.com'

データ型: char | string

アプリケーション作成者の名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'Frog'

データ型: char | string

インストーラーがアプリケーションをインストールする既定のディレクトリ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

パスを指定しない場合、各オペレーティング システムの既定のパスは次のとおりです。

オペレーティング システム既定のインストール ディレクトリ
Windows®C:\Program Files\appName
Linux®/usr/appName
macOS/Applications/appName

例: Windows の場合: C:\Program Files\MagicSquare_Generator

データ型: char | string

アプリケーションの詳細な説明。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'The MagicSquare_Generator application generates an n-by-n matrix constructed from the integers 1 through n2 with equal row and column sums.'

データ型: char | string

アプリケーションの使用に関する追加要件についてのメモ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'This is a Linux installer.'

データ型: char | string

インストールされるアプリケーションのアイコンとして使用するイメージ ファイルへのパス。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

既定のパスは次のとおりです。

'matlabroot\toolbox\compiler\packagingResources\default_icon_48.ico'

例: 'D:\Documents\MATLAB\work\images\myIcon.ico'

インストーラーのロゴとして使用するイメージ ファイルへのパス。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。ロゴのサイズは 150 x 340 ピクセルに変更されます。

既定のパスは次のとおりです。

'matlabroot\toolbox\compiler\packagingResources\default_logo.ico'

例: 'D:\Documents\MATLAB\work\images\myLogo.ico'

インストーラー ファイルの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。拡張子は、関数が実行されるオペレーティング システムによって決まります。

例: 'MagicSquare_Installer'

インストーラーのスプラッシュ スクリーンとして使用するイメージ ファイルへのパス。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。スプラッシュ スクリーンのアイコンのサイズは 400 x 400 ピクセルに変更されます。

既定のパスは次のとおりです。

'matlabroot\toolbox\toolbox\compiler\packagingResources\default_splash.ico'

例: 'D:\Documents\MATLAB\work\images\mySplash.ico'

インストーラーの保存先フォルダーへのパス。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

パスを指定しない場合、各オペレーティング システムの既定のパスは次のとおりです。

オペレーティング システム既定のインストール ディレクトリ
Windows.\appNameinstaller
Linux./appNameinstaller
macOS./appNameinstaller

上記のディレクトリ内の . は、現在の作業ディレクトリを表します。

例: 'D:\Documents\MATLAB\work\MagicSquare'

インストールされるアプリケーションで MATLAB Runtime を使用可能にする方法の選択肢。

  • 'web' — アプリケーションのインストール時にインストーラーが MathWorks® の Web サイトから MATLAB Runtime をダウンロードするオプション。これは既定のオプションです。

  • 'installer' — アプリケーションのインストール時に MathWorks Web サイトに接続せずにインストールできるように、インストーラー内に MATLAB Runtime を含めるオプション。エンド ユーザーがインターネットにアクセスできない可能性があると考えられる場合は、このオプションを使用します。

例: 'installer'

データ型: char | string

インストール時にインストーラーがショートカットを作成するファイルまたはフォルダーへのパス。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: '.\mymagic.exe'

データ型: char | string

アプリケーションの概要説明。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'Generates a magic square.'

データ型: char | string

インストールされるアプリケーションのバージョン番号。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: '2.0'

データ型: char | string

出力引数

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インストーラー オプション。InstallerOptions オブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2020a で導入