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単純な住宅ローン計算用 Web アプリ

この例では、Web アプリを作成し、それを MATLAB® Web App Server の開発用バージョンでホストする方法を説明します。この例では、App Designer の単純な計算機アプリを Web アプリのベースとして使用しています。アプリおよび入力できる数値の詳細については、数値入力に基づいてデータを計算しプロットするアプリを参照してください。ワークフローで、次を行います。

  • Web App Compiler アプリまたは MATLAB Compiler™compiler.build.webAppArchive を使用して、App Designer から単純な計算機アプリをパッケージ化します。このステップでは、Web アプリ アーカイブ (.ctf) ファイルを作成します。

  • Web アプリ アーカイブ (.ctf) ファイルを MATLAB Web App Server の開発用バージョンにデプロイします。

  • Web アプリのホーム ページから Web アプリを実行します。

前提条件

  1. MATLAB Web App Server™ の開発用バージョンをインストールして構成します。

  2. App Designer ファイル Mortgage.mlapp を現在の作業ディレクトリにコピーします。ファイルの既定の場所は次のとおりです。

    オペレーティング システムファイルの既定の場所
    Windows®C:\Program Files\MATLAB\R2022b\examples\matlab\main\Mortgage.mlapp
    Linux®/usr/local/MATLAB/R2022b/examples/matlab/main/Mortgage.mlapp
    macOS/Applications/MATLAB/R2022b.app/examples/matlab/main/Mortgage.mlapp

Web アプリ コンパイラを使用した Web アプリのパッケージ化および作成

  1. MATLAB を起動します。

  2. MATLAB コマンド ラインで「webAppCompiler」と入力し、Web アプリ コンパイラ アプリを開きます。

  3. ツールストリップの [メイン ファイル] セクションで ボタンをクリックして、Mortgage.mlapp ファイルをプロジェクトに追加します。アプリ名、作成者、概要、説明、バージョンなどのアプリに関する情報を含む [アプリの詳細] セクションが含まれるように、Web アプリ コンパイラのサイズが自動的に変更されます。[アプリの詳細の編集] をクリックして、App Designer 内でアプリに関する情報を編集できます。[更新] をクリックし、行った変更で Web アプリ コンパイラを更新します。

    • (オプション) Web アプリをサーバーにデプロイするときに、区別しやすい表示名を使用するようにします。

    • (オプション) 追跡用にバージョン番号を入力します。バージョン番号は、Web アプリのホーム ページに表示されます。

    • (オプション) [概要] フィールドに Web アプリの説明を追加します。この説明は、Web アプリのホーム ページに表示されます。

  4. [アーカイブ情報] セクションで、アーカイブ名を myMortgageWebApp として指定します。

  5. [パッケージ化] をクリックしてアプリをパッケージ化し、Web アプリ アーカイブ (.ctf ファイル) を作成します。

    開いた [プロジェクトを保存] ダイアログ ボックスで、プロジェクト名、および Web アプリ プロジェクトを保存する場所を指定します。Web アプリ コンパイラによりプロジェクトが保存され、[パッケージ] ダイアログ ボックスが開きます。

  6. パッケージ化が完了したら、[パッケージ] ダイアログ ボックスで、[出力フォルダーを開く] をクリックします。これにより、以下のファイルを含むプロジェクト フォルダーが開きます。

    • myMortgageWebApp.ctf

    • mccExcludedFiles.log

    • PackagingLog.html

    • requiredMCRProducts.txt

    ログ ファイル PackagingLog.html を表示して、Web アプリ アーカイブのパッケージ化および作成に使用された正確な mcc 構文を確認できます。

compiler.build.webAppArchive を使用した Web アプリのパッケージ化および作成

メモ

Web アプリ コンパイラ アプリを使用してスタンドアロン アプリケーションが既に作成されている場合は、この節を省略できます。一方、プログラムによる方法で MATLAB コマンド ウィンドウから Web アプリを作成する方法を確認する場合は、以下の手順に従ってください。

  1. matlabroot\examples\matlab\main にある Mortgage.mlapp ファイルへのパスを保存します。

    mortgageApp = fullfile(matlabroot,'examples','matlab','main','Mortgage.mlapp');
  2. compiler.build.webAppArchive を使用して Web アプリ アーカイブをビルドします。名前と値の引数を使用してアーカイブ名を指定します。

    buildResults = compiler.build.webAppArchive(mortgageApp,...
        'ArchiveName','myMortgageWebApp');

    compiler.build.Results オブジェクト buildResults に、ビルド タイプ、生成されたファイル、ビルド オプションに関する情報が格納されます。

  3. ビルド関数により、現在の作業ディレクトリの myMortgageWebAppwebAppArchive という名前のフォルダー内に以下のファイルが生成されます。

    • mccExcludedFiles.log — Web アプリに含まれていないすべてのツールボックス関数のリストが含まれるログ ファイル。サポートされていない関数の詳細については、MATLAB Compiler の制限を参照してください。

    • myMortgageWebApp.ctf — デプロイ可能なアーカイブが含まれるコンポーネント テクノロジー ファイル。

    • requiredMCRProducts.txtMATLAB Runtime が Web アプリを実行するために必要な製品の製品 ID が含まれるテキスト ファイル。

    • unresolvedSymbols.txt — 未解決のシンボルに関する情報が含まれるテキスト ファイル。

Web アプリのデプロイ

  1. パッケージ化プロセス中に MATLAB Compiler により生成されたプロジェクト フォルダーに移動します。

  2. Web アプリ アーカイブ ファイル myMortgageWebApp.ctf を、サーバーによって構成されたアプリ フォルダーにコピーします。既定の場所は次のとおりです。

    オペレーティング システムアプリ フォルダーの場所

    Windows

    %ProgramData%\MathWorks\webapps\R2022b\apps

    Linux

    /local/MathWorks/webapps/R2022b/apps

    macOS

    /Library/Application Support/MathWorks/webapps/R2022b/apps

    サーバー アプリケーションの [アプリ フォルダーを開く] ボタンをクリックしてアプリ フォルダーを開くこともできます。詳細については、サーバー アプリケーションの起動を参照してください。

  3. サーバー アプリケーションの [ホーム ページを開く] ボタンをクリックします。

    このアクションによって、既定の Web ブラウザーを使用して Web アプリのホーム ページが開きます。単純な住宅ローン計算用 Web アプリを表示するタイルが表示されます。これで、Web アプリがデプロイされました。

Web アプリの実行

  1. Web アプリを実行するには、Web アプリのホーム ページの myMortgageWebApp タイルをクリックします。

    Web アプリが新しいタブで開きます。

  2. [Monthly Payment] ボタンをクリックして、各月の支払いと元利のグラフを取得します。

    これで、Web アプリが正常に作成、デプロイ、および実行されました。

    住宅ローン計算用 Web アプリ

    Mortgage calculator web app results.

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