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MATLAB Compiler の MATLAB Web App Server の開発用バージョンの構成
MATLAB® Web App Server™ の開発用バージョンを構成するには、次の手順を実行します。
MATLAB Web App Server の開発用バージョンのインストール場所に移動し、サーバー アプリケーションを実行します。サーバーのインストールの詳細については、MATLAB Compiler の MATLAB Web App Server の開発用バージョンのインストールを参照してください。
オペレーティング システム 手順 Windows®
(管理者)
サーバー アプリケーションの既定の場所は次のとおりです。
C:\Program Files\MATLAB\MATLABWebAppServer\R2023b\application
MATLABWebAppServer.exe
を右クリックして、[管理者として実行] を選択します。Linux®
サーバー アプリケーションの既定の場所は次のとおりです。
/usr/local/MATLAB/MATLABWebAppServer/R2023b/application
シェル プロンプトで、次を入力します。
run_MATLABWebAppServer.sh <MATLAB_Runtime_Location>
以下に例を示します。
run_MATLABWebAppServer.sh /usr/local/MATLAB/MATLAB_Runtime/R2023b
macOS
サーバー アプリケーションの既定の場所は次のとおりです。
/Applications/MATLAB/MATLABWebAppServer/R2023b/application
アプリ
MATLABWebAppServer.app
をダブルクリックします。[サービスの登録] タブをクリックして、次の 2 つのオプションのいずれかを選択します。
既定のアカウントを使用して Web アプリ サービスを登録
このオプションを選択すると、次の 2 つのサービスが登録されます。
[Server Service User] タブで表されるサーバーを実行するサービス。
[Worker Service User] タブで表されるアプリを実行するサービス。
オペレーティング システム サーバー サービス情報 アプリ サービス情報 Windows
アカウント名:
MwWebAppServerR2023b
サービス名:
mw-webapps-R2023b
アカウント名:
MwWebAppWorkerR2023b
サービス名:
mw-webapps-launcher-R2023b
Linux
アカウント名:
MwWebAppsServerR2023b
サービス名:
mw-webapps-R2023b
サービス ファイル:
/etc/systemd/system/mw-webapps-R2023b.service
アカウント名:
MwWebAppsWorkerR2023b
サービス名:
mw-webapps-launcher-R2023b
サービス ファイル:
/etc/systemd/system/mw-webapps-launcher-R2023b.service
macOS (Intel® プロセッサ)
アカウント名:
MwWebAppsServerR2023b
サービス名:
com.mathworks.mw-webapps-R2023b
サービス ファイル:
/Library/LaunchDaemons/com.mathworks.mw-webapps-R2023b.plist
アカウント名:
MwWebAppsWorkerR2023b
サービス名:
com.mathworks.mw-webapps-launcher-R2023b
サービス ファイル:
/Library/LaunchDaemons/com.mathworks.mw-webapps-launcher-R2023b.plist
既存のローカル アカウントを使用して Web アプリ サービスを登録
このオプションを選択するには、2 つのローカル アカウント名とパスワードを使用して、[Server Service User] タブと [Worker Service User] タブで表される 2 つのサービスを登録する必要があります。
インストールされたサービスは、[Configure and Run] タブから開始または停止できます。サービスが正常に登録されると、サービスは自動的に開始されます。サービスが自動的に開始されない場合は、[開始] をクリックします。
サーバーを起動/停止します。
Web アプリのホーム ページを開きます。
Web アプリ アーカイブ (
.ctf
) ファイルを含むアプリ フォルダーを開きます。サーバー ログ フォルダーを開きます。
ポート番号を指定します。既定のポートは
9988
です。起動タイムアウト (秒): リクエストされたアプリの新しいセッションを準備する最大時間を秒単位で定義します。サーバーの負荷が大きい場合、またはハードウェアが適切でない場合は、この設定を微調整してください。既定値は
45
秒です。セッション タイムアウト (分): サーバーでセッションが停止されるまでの時間間隔を分単位で定義します。セッションが実行されていてブラウザー タブが開いている場合、一定間隔のハートビート メッセージにより、ユーザーがまだセッションを使用中であることがサーバーに通知されます。コンピューターがスリープ状態になったり、ネットワークが切断されたりしたことでセッションが中止された場合、サーバー上でのセッションの存続期間はこの間隔によって定義されます。既定値は
5
分です。SSL を有効にし、HTTPS を使用します。詳細については、HTTPS の有効化を参照してください。
サーバーをインストールして起動したら、[アプリ フォルダーを開く] ボタンをクリックして、コンパイルされた Web アプリが提供されるフォルダーを開きます。次に、このフォルダーに
ファイルをドロップして、Web アプリを提供します。[App Path] に指定されたパスが存在しない場合は、サービスの開始後に作成されます。appName
.ctfWeb アプリのホーム ページを開くには、[ホーム ページを開く] をクリックします。
次を指定して、サービスを構成することもできます。
Web アプリに使用されるポート番号
セッションと起動時間のタイムアウト値
変更を加えたら、[適用] をクリックして構成を保存します。
サービスを停止するには、[Configure and Run] タブに移動し、[停止] をクリックします。
サービスの登録を解除するには、[サービスの登録] タブに移動し、[登録解除] をクリックします。
メモ
サーバーがサポートするセッションの最大数は 32 に制限されています。ただし、マシンの RAM の容量によっては、32 セッション未満に制限される場合があります。
サーバーでは、Web アプリをアップロードして実行できる MATLAB Compiler™ のライセンスを付与されたユーザー数が 10 人に制限されます。