Unipolar to Bipolar Converter
ユニポーラ信号を、範囲 [0, M-1] のバイポーラ信号にマップする
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Utility Blocks
説明
Unipolar to Bipolar Converter ブロックは、ユニポーラ入力信号をバイポーラ出力信号にマップします。入力が 0 から M-1 までの間の整数で構成されている場合 (M は [M-ary number] パラメーター)、出力は -(M-1) から M-1 までの間の整数で構成されます。M が偶数の場合、出力は奇数になります。M が奇数の場合、出力は偶数になります。このブロックは、入力値が {0,1,2...(M-1)} 内に設定されているときにだけ動作するように設計されています。このとき、M は [M-ary number] パラメーターです。入力値がこの整数の集合の外側にある場合、出力が有効でない可能性があります。
下の表はブロックのマッピングが [Polarity] パラメーターによってどのように変わるかを示しています。
極性パラメーター値 | k の入力値に対応する出力値 |
---|---|
Positive | 2k-(M-1) |
Negative | -2k+(M-1) |
パラメーター
- M-ary number
バイポーラまたはユニポーラのアルファベットでのシンボル数。
- Polarity
値が
[Positive]
の場合、アルファベットによるシンボルの相対的順序を維持します。値が[Negative]
の場合、アルファベットによるシンボルの相対的順序を反転させます。- Output Data Type
ブロックの出力で生成されるバイポーラ信号の型。
ブロックは、次の出力データ型をサポートします。
Inherit via internal rule
Same as input
double
int8
int16
int32
パラメーターが既定の設定である
[Inherit via internal rule]
に設定されている場合、ブロックは入力データ型に基づいて、出力データ型を決めます。入力信号が浮動小数点 (
[single]
または[double]
) の場合、出力のデータ型は入力のデータ型と同じになります。入力データ型が浮動小数点でない場合は、次のようになります。
[M-ary number] パラメーターに基づいて、範囲 [-(M-1)M-1] を含むために必要な理想的な符号付き整数出力語長は、次のように計算されます。
理想的な語長 = ceil(log2(M))+1
メモ
+1 は、符号ビットの必要性に関連付けられています。
ブロックは、計算された理想的な語長に収まる最小の語長 (ビット単位) に基づいて、出力データ型を符号付き整数に設定します。
メモ
語長の制約に関連する[ハードウェア実行] ペイン (Simulink)での選択は、このブロックによる出力データ型の決定に影響しません。
例
入力が [0; 1; 2; 3]、[M-ary number] パラメーターが 4
、[Polarity] パラメーターが [Positive]
である場合、出力は [-3; -1; 1; 3] になります。[Polarity] パラメーターを [Negative]
に変更すると、出力は [3; 1; -1; -3] に変わります。
[M-ary number] の値が 27 である場合、ブロックは int8 の出力になります。
[M-ary number] の値が 27+1 である場合、ブロックは int16 の出力になります。
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入