メインコンテンツ

Bipolar to Unipolar Converter

バイポーラ信号を範囲 [0, M – 1] のユニポーラ信号に割り当てる

  • Bipolar to Unipolar Converter block

ライブラリ:
Communications Toolbox / Utility Blocks

説明

Bipolar to Unipolar Converter ブロックは、バイポーラ入力信号をユニポーラ出力信号に割り当てます。

すべて展開する

バイポーラからユニポーラに信号を再マッピングするには、Bipolar to Unipolar Converter を使用します。

cm_convert_bipolar2unipolar モデルは、信号をバイポーラからユニポーラに変換して、ユニポーラのマッピングを表示します。

[出力データ型]Inherit via internal rule に設定し、[M-ary 数][極性] の設定を変えてシミュレーションを実行し、Bipolar to Unipolar Converter ブロックの出力を表示します。

For the input signal int8([-3; -1; 1; 3]),
 With Polarity = Positive and M-ary number = 4:
  The output is 0  1  2  3, and type is uint8.
 With Polarity = Negative and M-ary number = 4:
  The output is 3  2  1  0, and type is uint8.
With Polarity = Positive and M-ary number = 2^8:
  The output is 126  127  128  129, and type is uint8.
 With Polarity = Positive and M-ary number = 2^8+1:
  The output is 126  127  128  129, and type is uint16.

端子

入力

すべて展開する

入力信号。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。このブロックには、集合 {–M+1, –M+3, –M+5,..., M – 1} に含まれる整数の信号を入力する必要があります。ここで、M[M-ary 数] パラメーターの値です。

入力信号はブロック マスクで名前なしになります。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32

出力

すべて展開する

出力信号は、入力信号 In と同じ次元をもつ範囲 [0, (M – 1)] の整数の信号として返されます。M[M-ary 数] パラメーターの値です。[出力データ型] パラメーターは目的のデータ型を指定します。

出力信号はブロック マスクで名前なしになります。

メモ

入力信号の値が集合 {–M+1, –M+3, –M+5,..., M – 1} に含まれていない場合、出力は有効にならない可能性があります。

パラメーター

すべて展開する

ブロック パラメーターを対話的に編集するには、プロパティ インスペクターを使用します。Simulink® ツールストリップの [シミュレーション] タブの [準備] ギャラリーで [プロパティ インスペクター] を選択します。

バイポーラまたはユニポーラのアルファベットでのシンボル数。正の整数として指定します。

シンボルの相対的な順序。[Positive] または [Negative] として指定します。

  • [Positive] の場合、アルファベットによるシンボルの相対的順序を維持します。

  • [Negative] の場合、アルファベットによるシンボルの相対的順序を反転させます。

このパラメーターの値によって、入力値 k および [M-ary 数] パラメーターの値 M に対する出力が決定されます。

 出力
Positive (M – 1 + k)/2
Negative (M – 1 – k)/2

ユニポーラ信号の出力データ型。[内部ルールによる継承][入力と同じ][double][int8][int16][int32][uint8][uint16][uint32]、または [boolean] として指定します。

このパラメーターを [内部ルールによる継承] に設定した場合、ブロックは次のように入力データ型に基づいて出力データ型を決定します。

  • 入力データ型が [single] または [double] である場合、出力データ型は入力データ型と同じになります。

  • 入力データ型が [single] または [double] でない場合、次のようになります。

    • ブロックは、[M-ary 数] パラメーターの値 M に対し、範囲 [0, M – 1] を含むために必要な理想的な符号付き整数出力語長 ideal_word_length を次のように計算します。

      ideal_word_length = ceil(log2(M)).

    • ブロックは、計算された理想的な語長に最適な最小語長 (ビット) に基づいて、出力データ型を符号なし整数に設定します。

メモ

語長を制約する[ハードウェア実行] ペイン (Simulink)での選択は、このブロックによる出力データ型の決定に影響しません。

ブロックの特性

データ型

Boolean | double | fixed pointa | integer | single

多次元信号

いいえ

可変サイズの信号

いいえ

a 符号付きのみ。

拡張機能

すべて展開する

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入