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intdump

離散時間信号の積分

説明

y = intdump(x,n) は、離散時間入力信号を 1 シンボル周期にわたって積分し、平均値を出力します。

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2 つの独立したチャネルをもつ入力信号について考えます。各チャネルには 3 つのシンボルが含まれます。各シンボルのデータは 4 つのサンプルで構成されます。

s = rng;
rng(68521);
n = 4; % Number of samples per symbol
ch1 = randi([0 1],3*n,1); % Random binary channel
ch2 = rectpulse([1 2 3]',n); % Rectangular pulses
x = [ch1 ch2]; % Two-channel signal

この離散時間信号を積分します。積分後、信号の各列は 1 つのチャネルに対応し、信号の各行は 1 つのシンボルに対応します。

y = intdump(x,n)
y = 3×2

    0.5000    1.0000
    0.7500    2.0000
    0.2500    3.0000

rng(s); 

入力引数

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離散時間入力信号。スカラー、ベクトル、または行列として指定します。入力信号がスカラー値でない場合は、k×n 個 (k は正の整数) の行を含んでいなければなりません。こうした入力信号に対して、関数は各列を個別に処理します。

データ型: double

サンプル内の積分期間。スカラーとして指定します。この関数は、n 個の入力サンプルごとに合計をゼロにリセットします。

データ型: double

出力引数

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積分期間にわたる離散時間入力信号の平均。スカラー、ベクトル、または行列として返されます。入力が k·nh 列の行列である場合、出力は kh 列の行列となります。

データ型: double

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考