General Block Deinterleaver
入力ベクトル内のシンボルの順序の復元
ライブラリ
Interleaving の Block サブライブラリ
説明
General Block Deinterleaver ブロックは、入力ベクトルの要素を反復または省略なしで再配列します。入力に N 要素が含まれる場合、[Permutation vector] パラメーターは長さ N の列ベクトルになります。この列ベクトルは、入力ベクトルから受信する出力要素のインデックスを順番に示します。つまり、1 と N の間の整数 k それぞれについて次が成り立ちます。
Output(Permutation vector(k)) = Input(k)
[Permutation vector] パラメーターには 1 と N の間の整数が一意に含まれなければなりません。
入力および [Permutation vector] パラメーターはどちらも列ベクトル信号でなければなりません。
このブロックは、シミュレーション中に長さが変わるシーケンスを出力することができます。長さがさまざまであるシーケンスや可変サイズ信号の詳細は、可変サイズの信号の基礎 (Simulink)を参照してください。
このブロックは次のデータ型を受け入れます。int8
、uint8
、int16
、uint16
、int32
、uint32
、boolean
、single
、double
および固定小数点。出力信号のデータ型は、入力信号から継承されます。
このブロックを General Block Interleaver ブロックの逆のブロックとして使用するには、両方のブロックで同一の [Permutation vector] パラメーターを使用します。この場合、General Block Interleaver ブロックを適用した後に General Block Deinterleaver ブロックを適用すると、データが変更されないままになると言う意味で、この 2 つのブロックは逆です。
パラメーター
- Permutation vector source
置換ベクトルのソースを指定する選択。ソースは
[Dialog]
または[Input port]
のいずれかです。既定値は[Dialog]
です。- Permutation vector
入力ベクトルから受信する出力要素のインデックスをリストする長さ N のベクトル。このベクトルは、[Permutation vector source] が
[Dialog]
に設定されている場合のみ使用可能です。
例
この例では、General Block Interleaver ブロックのリファレンス ページの例を逆の順序で実行します。[Permutation vector] を [4,1,3,2]'
に設定し、General Block Deinterleaver ブロック入力を [1;40;59;32]
に設定した場合、General Block Deinterleaver ブロックの出力は [40;32;59;1]
になります。
ペア ブロック
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入