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registerODA

ODA へのカスタム符号化の実装の登録

説明

registerODA(rbdsgen,odaID,group,handleMain,handle3A) は、16 進数の ID odaID で指定されたオープン データ アプリケーション (ODA) と rbdsgen で生成されたタイプ group グループとを関連付けます。これらのグループの 4 つの 16 ビットの情報ワードは、関数ハンドル handleMain で生成されます。ODA 固有のタイプ 3A グループの 3 番目の情報ワードは、関数ハンドル handle3A で生成されます。

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comm.RBDSWaveformGenerator System object™ の registerODA メソッドを使用して、オープン データ アプリケーション (ODA) のカスタム符号化の実装を登録します。ODA ID を 'CD46' に設定します。これはトラフィック メッセージ チャネルの ID です。割り当てられたグループ タイプは 8A です。

rbds = comm.RBDSWaveformGenerator();
odaID = 'CD46';
allocatedGroupType = '8A';

この例では、次のテンプレートをカスタム符号化の実装の開始点として使用しています。

mainProcessingFcn = @CustomODAEncodingMain;
fcn3A             = @CustomODAEncoding3A;
registerODA(rbds,odaID,allocatedGroupType,mainProcessingFcn,fcn3A);
s = info(rbds);
s.ODAMap
ans=2×1 struct array with fields:
    ID
    GroupType
    FunctionMain
    Function3A

入力引数

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RBDS 波形発生器オブジェクト。comm.RBDSWaveformGenerator オブジェクトとして指定します。

オープン データ アプリケーションの識別番号。16 進数の string または文字ベクトルとして指定します。

例: 'CD46' はトラフィック メッセージ チャネルの ID です。

データ型: char | string

割り当てられたグループ タイプ。16 進数の string または文字ベクトルとして指定します。RDS/RBDS 規格では、32 個の異なるグループ タイプが定義されており、それぞれに 0 から 15 の数字と 'A' または 'B' の文字によるラベルが付けられています。各グループの書式は、固定にするか、グループがオープン データ アプリケーションに割り当てられている場合は、抽象にすることができます。

例: "8A", "0B", "2A", "3A"

データ型: char | string

オープン データ アプリケーションの関数ハンドル。これらのグループの 4 つの 16 ビット情報ワードを生成する関数ハンドルとして指定します。

例: @RadioTextPlusMainGroup

タイプ 3A グループの 3 番目の情報ワードの関数ハンドル。ODA 固有のタイプ 3A グループの 3 番目の情報ワードを生成する関数ハンドルとして指定します。

例: @RadioTextPlus3A

バージョン履歴

R2017a で導入