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OFDM 変調器の次元情報を提供

説明

S = info(obj) は、comm.OFDMModulator System object™ である obj の入力信号と出力信号の次元を特定するフィールドをもつ構造体を返します。

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オブジェクト関数 info を使用して OFDM 変調器のデータ次元を取得します。

パイロット インデックス、DC null、2 つの送信アンテナをもつ OFDM 変調器オブジェクトを作成します。

ofdmMod = comm.OFDMModulator( ...
    NumGuardBandCarriers=[4; 3], ...
    PilotInputPort=true, ...
    PilotCarrierIndices=cat(3,[12; 26; 40; 54],[11; 25; 39; 53]), ...
    InsertDCNull=true, ...
    NumTransmitAntennas=2);

オブジェクト関数infoを使用して、変調器の入力データ、パイロット入力データ、および出力データのサイズを取得します。

info(ofdmMod)
ans = struct with fields:
     DataInputSize: [48 1 2]
    PilotInputSize: [4 1 2]
        OutputSize: [80 2]

入力引数

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次元情報を返す System object。comm.OFDMModulator System object として指定します。

出力引数

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OFDM 変調器の信号の次元。comm.OFDMModulator System object である obj の入力信号と出力信号の次元を特定するフィールドをもつ構造体として返されます。

入力データ信号の次元。列ベクトルとして返されます。この要素の値は、入力 obj の構成に基づき、[NData,NSym,NT] として計算されます。

変数の定義については、変数のリストを参照してください。

データ型: double

パイロット入力信号の次元。列ベクトルとして返されます。この要素の値は、入力 obj の構成に基づき、[NPilot,NSym,NT], として計算されます。

変数の定義については、変数のリストを参照してください。

データ型: double

変調器出力信号行列の次元。列ベクトルとして返されます。この要素の値は、入力 obj の構成に基づき、[(NCPTotal + (NFFT×NSym)),NT] として計算されます。

変数の定義については、変数のリストを参照してください。

データ型: double

データ型: struct

詳細

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変数のリスト

次の変数は、comm.OFDMModulator System object の入力信号と出力信号の次元を規定します。

変数説明

NData

データ サブキャリアの数。NData = NFFT − NleftG − NrightG − NDCNull − NPilot − NCustNull で計算される。

NFFT

サブキャリアの数 obj.FFTLength

NleftG および NrightG

左右のガード バンド。obj.NumGuardBandCarriers で指定される。

NDCNull

DC null サブキャリアの数 obj.InsertDCNull0 または 1 として指定される。

NPilot

パイロット サブキャリアの数。

  • obj.PilotOutputPort1 に設定した場合、NPilot = size(obj.PilotCarrierIndices,1)

  • obj.PilotOutputPort0 に設定した場合、

    NPilot = 0 として NData が計算される。

.

NCustNull

カスタム null に使用されるサブキャリアの数。この変数は obj.PilotCarrierIndices が 3 次元配列である場合にのみ適用される。

NSym

シンボルの数 obj.NumSymbols

NT

送信アンテナの数 obj.NumTransmitAntennnas

NCPTotal

すべてのシンボルのサイクリック プレフィックス長。

  • NCP は、obj.CyclicPrefixLength によって決定されるサイクリック プレフィックス長を表す。

  • obj.CyclicPrefixLength がスカラーの場合、NCPTotal = NCP × NSym

  • obj.CyclicPrefixLength が行ベクトルの場合、NCPTotal = ∑ NCP

バージョン履歴

R2014a で導入

参考

オブジェクト

関数