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noiseHistogram

(削除済み) ノイズ ヒストグラム

説明

nh = noiseHistogram(ed) は、アイ ダイアグラム System object™ で設定された、垂直開口部 (アイパターン遅延) における信号値のビン数を返します。

メモ

このメソッドは、これら両方の条件が適用される場合に使用可能です。

  • EnableMeasurements は次のようになります。true

  • DisplayMode は次のようになります。'2D color histogram'

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デュアルディラックおよびランダム ジッターをもつ波形のアイ ダイアグラムを表示します。ジッターおよびノイズ ヒストグラムをプロットします。

サンプル レート、シンボルあたりのサンプル数、トレース数のパラメーターを指定します。

fs = 1000;
sps = 200;
numTraces = 1000;

アイ ダイアグラム オブジェクトを作成します。

ed = comm.EyeDiagram('SampleRate',fs,'SamplesPerSymbol',sps, ...
    'SampleOffset',sps/2, ...
    'DisplayMode','2D color histogram','ColorScale','Logarithmic', ...
    'EnableMeasurements',true,'YLimits',[-1.2 1.2]);

デュアルディラックおよびランダム ジッターをもつ波形を生成します。立ち上がりおよび立ち下がり時間として 3 ms を指定します。

src = commsrc.pattern('SamplesPerSymbol',sps, ...
    'RiseTime',3e-3,'FallTime', 3e-3);
src.Jitter = commsrc.combinedjitter('RandomJitter','on', ...
    'DiracJitter','on','DiracDelta',[-10e-04 10e-04],'RandomStd',5e-4);

トレースごとに 2 つのシンボルを生成します。

x = src.generate(numTraces*2);

結果が繰り返されるようにする場合は、固定シードを使用して AWGN チャネルを介して信号を渡します。

randStream = RandStream('mt19937ar','Seed',5489);
y = awgn(x,30,'measured',randStream);
ed(y)

Eye diagram

jitterHistogram メソッドを使用して、各ビンのジッター ヒストグラム数を計算します。ヒストグラムをプロットします。

jbins = jitterHistogram(ed);
plot(jbins)

Jitter histogram

noiseHistogram メソッドを使用して、各ビンのノイズ ヒストグラム数を計算します。ヒストグラムをプロットします。

nbins = noiseHistogram(ed);
plot(nbins)

Noise histogram

入力引数

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アイパターン遅延における信号の値のカウントが設定されるアイ ダイアグラム System object。

出力引数

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垂直開口部 (アイパターン遅延) における信号値のカウントを表すノイズ ヒストグラム。非負の整数として指定します。

データ型: double

バージョン履歴

R2016b で導入

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R2022a: comm.EyeDiagram は削除済み

noiseHistogram は削除されました。信号のアイ ダイアグラムを表示するには、代わりに関数 eyediagram を使用します。