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mapLookupTable

Simulink ベース ワークスペース ルックアップ テーブルまたはブレークポイント オブジェクトから AUTOSAR パラメーターへのマッピング

AUTOSAR パラメーターおよびルックアップ テーブルの実行時キャリブレーションのために、R2019a では、コード マッピング エディターを使用して、モデル ワークスペース パラメーターのグラフィカル マッピングが AUTOSAR コンポーネント パラメーターに導入されました。マッピング関数 getLookupTable および mapLookupTable で AUTOSAR ベースワークスペース パラメーターを使用して AUTOSAR ルックアップ テーブルをモデル化している場合、コード マッピング エディターの [パラメーター] タブ、またはマッピング関数 getParameter および mapParameter のいずれかで Simulink® モデルワークスペース パラメーターの使用に切り替えることを検討してください。詳細については、モデル ワークスペース パラメーターの AUTOSAR コンポーネント パラメーターへのマッピングおよびAUTOSAR キャリブレーションおよび測定用のルックアップ テーブルの設定を参照してください。

説明

mapLookupTable(slMap,slParam,arParameterAccessMode,arPortName,arParameterData) は Simulink ルックアップ テーブルの slParam を、AUTOSAR パラメーター データ項目 arParameterData (および定義されている場合は AUTOSAR パラメーター受信ポート arPortName) にマッピングします。パラメーターの AUTOSAR パラメーター アクセス モードは arParameterAccessMode に設定されています。

ベース ワークスペース内の Simulink ルックアップ テーブルで記述されるルックアップ テーブル、およびブレークポイント データ オブジェクトに対してのみこの関数を使用します。

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Simulink ルックアップ テーブルの AUTOSAR マッピング情報を設定します。モデルには L_4x6_single および L_4_single という名前のルックアップ テーブルがあります。この例では、次を行います。

  • Simulink ルックアップ テーブル L_4x6_single のマッピング先となる AUTOSAR パラメーター データ項目 L_4x6_single_ar は、AUTOSAR ソフトウェア コンポーネントによって内部的に定義およびアクセスされる。(パラメーターは、ポートベースのパラメーター インターフェイスに関連付けられていません)。パラメーター L_4x6_single_arShared パラメーター アクセス モードを使用します。

  • Simulink ルックアップ テーブル L_4_single のマッピング先となる AUTOSAR パラメーター データ項目 prmDE1 は、AUTOSAR パラメーター受信ポート prmRPort1 に関連付けられたデータ要素である。パラメーター prmDE1PortParameter パラメーター アクセス モードを使用します。

open_system('mySWC')
slMap=autosar.api.getSimulinkMapping('mySWC');
mapLookupTable(slMap,'L_4x6_single','Shared','','L_4x6_single_ar');
[arParameterAccessMode,arPortName,arParameterData]=getLookupTable(slMap,'L_4x6_single')
arParameterAccessmode =
Shared

arPortName =
''

arParameterData =
L_4x6_single_ar
mapLookupTable(slMap,'L_4_single','PortParameter','prmRPort1','prmDE1');
[arParameterAccessMode,arPortName,arParameterData]=getLookupTable(slMap,'L_4_single')
arParameterAccessmode =
PortParameter

arPortName =
prmRPort1

arParameterData =
prmDE1

入力引数

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以前に slMap = autosar.api.getSimulinkMapping(model) によって返されたモデルの Simulink から AUTOSAR へのマッピング情報。model は、モデル名を表すハンドル、文字ベクトル、または string スカラーです。

例: slMap

AUTOSAR マッピング情報を設定する Simulink ルックアップ テーブルの名前。

例: 'L_4x6_single'

指定した Simulink ルックアップ テーブルがマッピング先になっている AUTOSAR パラメーター アクセス モードの値。値は PortParameterSharedPerInstance または Const です。

例: 'Shared'

指定した Simulink ルックアップ テーブルがマッピング先になっている AUTOSAR パラメーター受信ポートの名前。パラメーターが AUTOSAR ソフトウェア コンポーネントの内部にあり、ポートベースのパラメーター インターフェイスに関連付けられていない場合、'' を指定します。

例: 'PrmRPort1'

指定した Simulink ルックアップ テーブルがマッピング先になっている AUTOSAR パラメーター データ項目の名前。パラメーターは AUTOSAR ソフトウェア コンポーネントの内部にあるか、ポートベースのパラメーター インターフェイスに関連付けられています。

例: 'prmDE1'

バージョン履歴

R2016b で導入