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dcmbody2wind

迎え角と横滑り角を方向余弦行列に変換する

構文

dcm = dcmbody2wind(alpha,beta)

説明

dcm = dcmbody2wind(alpha,beta) は、指定された迎え角 alpha と横滑り角 beta の方向余弦行列 dcm を計算します。

例

迎え角と横滑り角から方向余弦行列を決定する

迎え角と横滑り角から方向余弦行列 dcm を決定します。

alpha = 0.4363; 
beta = 0.1745;
dcm = dcmbody2wind(alpha, beta)

dcm = 3×3

    0.8926    0.1736    0.4162
   -0.1574    0.9848   -0.0734
   -0.4226         0    0.9063

複数の迎え角と横滑り角から方向余弦行列を決定する

複数の迎え角と横滑り角から方向余弦行列を決定します。

alpha = [0.4363 0.1745]; 
beta = [0.1745 0.0873];
dcm = dcmbody2wind(alpha, beta)

dcm = 
dcm(:,:,1) =

    0.8926    0.1736    0.4162
   -0.1574    0.9848   -0.0734
   -0.4226         0    0.9063


dcm(:,:,2) =

    0.9811    0.0872    0.1730
   -0.0859    0.9962   -0.0151
   -0.1736         0    0.9848

入力引数

alpha — 攻撃角度

配列

迎え角は、ラジアン単位の m 迎え角の配列として指定されます。dcm は、ボディ座標系から安定フレームへの変換を定義します。

データ型: double

beta — 横滑り角

配列

横滑り角。横滑り角の m 配列としてラジアン単位で指定します。

データ型: double

出力引数

dcm — 方向余弦行列

3×3×m の行列

方向余弦行列は、3 x 3 x m 行列として返されます。ここで、m は方向余弦行列の数です。dcm は、ボディ軸のベクトルを風軸のベクトルに座標変換します。

バージョン履歴

R2006b で導入

参考

angle2dcm | dcm2alphabeta | dcmbody2stability | dcm2angle